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学問のすすめ

こんにちは!
本日は福沢諭吉さんのかいた「学問のすすめ」についての感想を書いていきたいと思います。多分この本はいろいろな人が訳したバージョンがあると思います。
僕は今回齋藤考さんが訳した現代語訳版を読みました。
めっちゃ読みやすいのでおすすめです。

何故読んだのか

・就活の時にお世話になったベンチャー企業の人事の人が読んでみたいと言っていたから。

・社会人になり、勉強の大切さを痛感したから。

・タイトルは知っていたけど、どんな本なのか全く知らなかったから。

要約

この本は大きく分けて、二部構成になっています。
一部は、国家と個人の関係についてです。政治とは国家とはどのようにあるべきかが記されいます。
二部は、人生設計の技術や品格の高め方、判断力の鍛え方等現代のビジネスでも役立つ知識が記されています。
ただ本を読んで学ぶだけでは学問といわない。知ってかつ行動することの重要性や、情報を鵜呑みにせず疑う事の大切さ、人生で役立つものの考え方が記されています。

感想

「学問のすすめ」現代でも通用するビジネス書でした。
ビジネス書といっても、
現代の多くのビジネス書である、
こういうような事をやるというようなスキルの紹介、「HOW」を示すものではなく、もっと本質的な「WHY」なぜやらなくてはいけないのか、等考え方を教えてくれるビジネス書だと思います。

誰もが知っている名言「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
で本書は始まります。内用は一貫として、生まれながら人間は平等である。人種や性別による差別、身分の違いは間違っているという視点から書かれています。だからこそ、学問を身に着ける事が重要であると記されています。
ここでいう学問とは、本を読む勉強ではなく、普通の生活で役に立つ実学の事を言います。
特に12編からは、「見た目を整えろ」「人を妬むな」「交際は広くしろ」「物に支配されるな」等現代でも通用する考え方が多く載っています。
自分自身のマインドセットのためにも定期的に読み返していきたい本です。

実践すること

①人を妬まない
妬みの感情は一番よくない。マイナスな現象しか生まない。

②学問=判断力を高めるために行う物だと理解する
学問によって、生活に役立つ知識、知恵を身に着ける事によって、本質を見極める判断力を身に着ける

③自分の力で食うだけでは、蟻と一緒だと常に意識する
誰の力もかりず、迷惑を掛けずに生活をする事が立派とされている世の中だが、それは間違いであり、やってる事は蟻と変わらない。人としてうまれたからには、生きた証を後世に伝える事が必要である。と理解し日々生活する。

以上!!

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