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習得への情熱2

物事の習得には2つの要素が必要

1ビギナーズマインド

2負の投資

1ビギナーズマインドとは

何かを教わるときに受動的になってはいけない

基本を忠実に再現するためには、指導者と同じようにできなくてはいけない

基本の方を自分の奥深くにしっかりと根付かせるために何度も何度も練習をしていく

しかし、この工程を受動的になってはいけない

指導者の一つ一つの動作や指導についての自ら能動的に見て気づかないといけない

一つ一つ教えを待っていることではなく

自ら、身に付けるという行動や思い、自分から学ぶ姿勢が大事なのだ

2負の投資

もし、自分が新しい何かに挑戦するとする

そのモノは絶対的に初心者である

ある領域でそれなりの立場にいたとしても

挑戦することは初心者からはじまるのだ

初心者は絶対的に失敗をするし、勝負事では見事に連戦負け続ける

見事なくらい恥をかくことだろう

しかし、

上達するにはこの負の投資が最も大事だ

新しい何かをはじめたり挑戦するときに

失敗をすることに恥をかいてしまうと考えてしまう

立場かあらばあるほど、年をとればとるほど、なかなかこれが難しいのではないだろうか?

自分より年下の人に先輩といって頭を下げて教えを乞うことが

簡単にできるだろうか

失敗したくない、恥をかきたくない、プライドが邪魔をするなど

そう簡単にこの負の投資をすることができない

この負の投資を恐れず行うことが重要である

この本では

ある格闘技のパートナーが著者と組み手を行っていた

体格の差もあり力の差も実力の差もあった

著者は何度も何度も飛ばされていた

ここで、著者は負の投資として捉えた

学ぶべきものをしっかりと学び

何度も投げ飛ばされてもやめることはなかった

そこから、実力も上がり立場は逆転した

体格差をものともせず、明らかに実力は差がついてしまった

その後、パートナーは組み手を避けるようになってしまった

著者からこの体格差をものともしない技術を身に付けるチャンスなのに

こうして、みんな負の投資を避けてしまうのだ


この負の投資を続けるためには

前回の記事の

増大理論が大事と気づく


ぼくはこの負の投資という概念をあらゆる事柄に重要だと感じる

仕事でも趣味でも

みんなはじめは初心者なのだ

いつの間にか変なプライドや失敗が怖くなってしまう

そして、できない自分にすぐに言い訳をしたり、向いていないと思ってしまいがちだ

失敗してもできなくてもまずは挑戦する、続けることが大事と感じた



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