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高橋祥子さんの『生物科学的思考』を読んでみた

どうも!まつです!
人生ってゲームじゃない?そう考えられたら人生、楽しくない?

そのためには不変的なことを思考して、解説して
理解する=ゲームのルールを理解する!

普遍的なことが好きな人間です。そんなまつが考える数学、略して【まつ学】そのまつ学で一人でも世の中のモヤモヤが晴れればいいという想いで気が向いた時にまつの独り言投稿。

学びをエンタメにできたら結構、豊かになる人多いんじゃないかな??

今回はビジネス本の要約やります!

今回の読んだビジネス本は高橋洋子さんの『生物化学的思考』です。
個人的にメチャクチャ好きな分野♪

冒頭「自由とは何か」についてを考える上で「不自由だと感じること」を考えることも大切である。
経済的不自由や時間的な不自由などがあげられる中でも最も多かったのは生理的な欲求に対するものが多い。

人間は寿命を伸ばすことには成功したが不死は実現できていない。
そして不死の定義やなぜ非効率な感情が必要なのかなどが本書に書かれている。

例えば・・・
不死の定義とは、生物(遺伝子)の観点から「連続性を維持すること」で長期的に考え環境の変化に対応するためだし、感情がなくならない理由は生存戦略上有利だと考えている。

様々な感情をいたきながら生活している私たちは、たまに感情に流されそうになる。それは「自分が感じている」のではなく、「遺伝子レベルで表現している」と考えることで感情とうまく付き合うことができると思う。

私自身、負の感情になったときは時間がかかっても、その負の感情と向き合うようにしている。メチャクチャ辛い時間だけど、この時間と向き合えば向き合うほど、本質的な自分を知ることができる気がする。

そして人は様々な感情をいだくときにモノゴトをどう見ているか?それは人それぞれだけど、その見ている視野を意識する必要がある。
その視野は、『自分が見ている、考えている世界の範囲』であり、どの範囲で見ているかによって世の中のデキゴトの捉え方が変わる。
ここを意識する必要がある。大切なことは自分にあった視野の広さで生きているかということだけだと思う。

本書にも書かれているが、大人になってまで視座が狭い人とは『まだ自分の生存の可能性に安心できていない』という仮説が立てられる。

その可能性についてだけど、みんなは自分とは?と聞かれたときになんとなく自分をイメージすることができると思う。私自身もイメージすることができる。
でもそのイメージをしてしまうという行為こそが私たちは無意識のうちに今の自分のカタチを受け入れているのではないだろうか。
そのイメージにより自分自身に対して創造力に蓋をして自分という存在に限界値を設けているという考えも面白いと思う。

とはいえ、自分のDNAは生まれた瞬間に決まっていて、それを変えることは現代の技術では不可能だと思う。では、生まれ持ったDNAで人生の良し悪しが決まるかどうかだが、私は決まらないと思っている。
すごく端的にお伝えすると、その才能を持っているから成功したのか、成功したのかDNAの中にその才能があっただけなのか?
この問は説明ができないと思う。

だから私は【生まれた瞬間に人生の良し悪しは決まらない】そう考えている。
そして大切なことは、自分らしく生きる。この一点ではないだろうか?シンギャラリティが来年訪れる可能性がある現代において「自分らしく」これがどれだけ大切になるかを考えている。
そして私が考える自分らしくとは、楽をしろとか逃げていいということをいいたいわけじゃなく、自分の理想とする仮定だと考えている。それは人生においての課題であり、その課題はギャップから生まれる。

『課題を見つめることで自身の主観的な意思をしっかり認識して行動に移していくことがよりよい未来に向かうための原動力』となる。

その行動をするにあたり、必要不可欠なものは時間であり、時間があるからこそ行動を感じられるし、成長を感じることができる。
この時間について本書では一つの仮説を唱えている。それは他と比べることで時間を感じることができるというもの。これに関しては共感しかなく、『二つ以上の異なる性質を持つ変化』

そしてこの変化について本書では4つに分類できると考えている。
➀自然変化 ②環境変化 ③行動変化 ④生命変化
この4つを相対的に考えることが考えることで」時間の感じ方が変化する。私の好きな方程式として書かれている為、分かりやすい。
そしてこの時間軸を感じることで幸福度を感じることができる。幸福とは過去と現在、現在と未来を相対的に考えた時の感情であると考えていて、その解釈もあると思った。だからこそ思うことは、幸福とか不幸とかは全てギャップから生まれる気がする。

第三章の冒頭に『覚悟とは「不確定で曖昧な未来に対して、どうなっても絶対に後悔しないと最初に決めておくためのもの」です。』
本質をとらえているこの言葉がとても好き。そして覚悟を決めるのも決めないのも自由だという言葉も同じくらい好きだ。
覚悟を決める反面、いつ理想とする未来が来るかもわからない状況で生きている私たち。
本書でも同じようなことが書かれているし、私もよく伝える言葉の一つに「今を楽しめないやつに楽しい未来なんてない。過去の延長線上が今で、今の延長線上が将来」
これって誰でも分かっていながら本質的に理解している人って少ないと思う。この言葉の深さは捉える人によって異なると思うから誰にでも伝えられる言葉でこの言葉も好き。

「エントロピー増大則」
宇宙の性質。基本的に一つの形状を保つことは、不自然なこと。全てのものは変化をするようになっており、私たちを含めて一つの形状を保っている事自体が不自然なことであるらしい。
しかし現実として一つの形状に留まっている。この一つの形状に留まるためにはエネルギー消費が必要になり、本書では行動・努力と定義している。

生物として生存したいのであれば、思考停止せずに行動し続けることが重要だと述べられている反面、現代においては、思考停止させるようなコンテンツが蔓延っているように感じる。
確かに思考停止した方が楽だし、体力を使わないが本当にいいことなのだろうか?

私は正直、どちらでもいいと思っている。
それは、無理して行動することを強要して辛いと感じる時間を長くするのであれば完全に思考停止させてあげたほうが楽な人生を送れるのではないかも思っているからだし、本書でも書かれていたように覚悟を決める人ってほとんどいないと思うし、覚悟を決める必要がない時代なのかもしれないって思う。

じゃあ行動することにおいて何が大切になるのか。
それを伝える前に前提として何点か押さえていかなければならないこととは、『多様性の本質は同質性にある』や『生命は失敗許容主義である』こと『新規事業は企業にとっての進化である』

などが書かれていて、その中でも納得した内容が「成長はS字カーブを描く」だ。
私自身も事業をして、S字カーブを描いたし、私の知っている人たちもS字カーブを描いているように感じる。
これはきっと生物として通らなければならないルートなのかもしれない。

これだけ『生命科学』について書かれている本書の最後にまとめられている内容として『「自然」と「人工」は二分できるものではなく、二者のグラデーションの中でしか生きられない』
それはある種、テクノロジーの進化によって自然から遠ざかるように思えていたかもしれないがテクノロジーの進化が自然というものの概念を壊していき、こういった環境になっているような気もする。

著者である高橋さんの考え自体が私が好きな考え方であり、メチャクチャ生意気なことを言うと、私のこの思考に対して少し自信を持つことができた♪
そしてこの考えの本質は今ではなく、これからの世界の生き方のヒントとなるような内容だとも感じている。

すでに良いとか悪いとか、そういう次元ではなくなってきているのかもしれない。


人生が少しだけゲームっぽく感じた?

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でわでわ!まつでした。またね。

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