2022年度: 職場体験プログラムの総まとめ
こんにちは、23歳だけれども30歳前後に見られる職場体験プログラム担当のケンジです。
今年度の河原部社、ミアキスが関わった職場体験プログラムが無事終了しました。今回のnoteでは、今までの職場体験の振り返り、中学生からの感想、来年度への意気込みについて記します。
3月~: 「仕事展」と「スパークワーク」
3月に河原部社は職場体験事業の一環として「仕事展」と「スパークワーク」を韮崎東中学校と韮崎西中学校にて実施しました。「仕事展」と「スパークワーク」については「中学生の生の声」が載った下記の記事を読んでみてください。
6月~: 「事前ワーク」
6月末と7月頭に市内外の事業所の方々のところへ職場体験に行く中学生の準備の一環として、コミュニケーション力や質問をする力を身につけるワークを実施しました。
6月末~7月頭:「職場体験」
韮崎市内を中心とした約60社の企業の方々へ中学生の受け入れにご協力いただきました。農業、製造業、接客業など幅広い職業分野を確保させていただいたこともあり、中学生が記入したエントリーシートを元に、できる限り「中学生の興味や資質」と「職業分野」がマッチをするようにマッチング作業を行いました。
日々の業務でお忙しい中、中学生の受け入れに快くご協力していただいた企業の皆様には感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
また、慣れない環境で、緊張する中でも職場体験にベストを尽くした中学生の皆さん、お疲れ様でした!
7月~: 職場体験振り返りワーク
振り返り授業では職場体験を含めたプログラム全体の経験をじっくりと振り返り機会を提供し、それぞれ個人のゴールや目標に到達するための計画能力を養うワークを実施しました。
「事前授業ではどんなことを学びましたか?」
「職場体験ではどんなことを学びましたか?」
これらの質問の感想や振り返りの回答は本記事の最後で紹介をしたいと思います。
さて、職場体験を終えた中学生の中には「保育士になりたい」「たくさんお金を稼ぎたい」などなど、ある程度の目標を持った人もいたかと思います。それらの目標を設定する際に「計画スキル」がとても必要となってくるため、河原部社では「中学生に物事を計画する能力を身につけてもらい、それをキャリアの計画や日々の生活に応用してもらおう」という結果に至りました。
そこで河原部社が紹介したのはSMARTゴールという計画をする上で大切な考え方・アプローチの仕方です。
ワークショップ中に実際に出た中学生のとてもいい例を紹介します。
生徒Aが一番最初に思いついた目標は「ウェディングプランナーになる」でした。
その後彼女がSMARTを活用したところ下記のような具体性を持つ目標となりました。
Specific > 「(会社名) のウェディングプランナーになりたい」
Mesurable > 「ウェディングプランナーの資格を取る」
Attainable > 「山梨で暮らす」
Relebant > 「自分らしい働き方ができる」
Time-bound > 「18歳までに資格を取る」
最初の目標とSMARTを使ったゴールを比べてみると…
振り返り授業では、このように中学生の夢やゴールに具体性に持ってもらうようにSMARTゴールについてワークショップをしました。
中学生の職場体験プログラムの感想
仕事展、スパークワーク、事前ワーク、職場体験のそれぞれでどんなことを感じた&学んだか中学生に聞いた結果、こんな回答が返ってきました。
来年度への意気込み
企業、学校、中学生の意見をさらに反映したプログラム考案
職場体験プログラムは多種多様なステークホルダーが混じり合うプログラムです、できる限りの中でステークホルダーの意見が反映されたプログラム作りを目指したいと思います。スパークというコンセプトの周知の向上
若者の「好きなこと」「得意なこと」「情熱を持っていること」をミアキスではスパークと呼んでいますが、このアメリカから来た青少年育成のコンセプトや考え方を韮崎にどんどん広めて行きたいです。
お礼
度々になりますが、協力していただいた企業、学校、中学生、社内の皆様ありがとうございました! これからも職場体験プログラムの質の向上に取り組んでいきます!
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