仕事展とスパークワーク

仕事展

河原部社は過去数年、職場体験関連授業の一環として仕事展というものを行なっています。仕事展とは山梨県内の幅広い職業分野で著名な方々を学校へお招きし、職業講和授業を行なってもらい、韮崎の公立中学校の中学生たちに将来について考えるきっかけに触れてもらうイベントになります。今年度ご協力いただいたゲストの方々は製造業&インフラ、モデル、ジビエ、木工、アナウンサー、アプリ開発、飲食、プランナーなど中学生にとっても大変刺激のあるゲストの方にラインナップしていただきました。それぞれのゲストの方は業務的な説明だけに限らず、それぞれのお仕事に就いた経緯や、苦悩や苦労もお話ししていただきました。

参加者の中学生からはのめり込むようにゲストの方々の話を聞く子もいれば、ゲストの方々の人柄に惹かれ、授業後に対話を求める生徒もいました。今回の仕事展では参加者の中学生よりアンケートを通して感想をいただきましたので、下記に紹介をさせていただきます。

中学生の声: 仕事展

それぞれの仕事や人生への向き方など、これからの自分にとってとても勉強になりました。ありがとうございました。

好きなことに挑戦し、独立をするのは私だったらなかなか決断できないと思う。でも今回詳しく話を聞いて自分の好きに、正直に生きていきたいと思った。

やりたいこととやりたくないことを両方するのが仕事とおっしゃっていて仕事の大変さを改めて感じることができました。将来の夢に向かって努力していこうという気持ちになれたし、お話も面白かったです。

私のこれからの将来について親身になってくれて嬉しかったです。自分のやりたい事を諦めず追いかけて、苦しいことがあっても頑張っていきたいです。

ただ見たり来たりするのではなくそれを考えたり行動に表すことの大切さを知った。また自分から意欲的に積極的に活動しているところに尊敬し、多くのことを学ぶことができました。

今日聞かせていただいた話を忘れずに私も正直に、そして好きなものを大切にして、自分に合った仕事を見つけます。「毎日楽しい」と思えるようにがんばりたいです。今まで知らなかった生き方を知れたり、自分を見つめ直して自分の新しいところを発見できるところがとても良かったです。

仕事展では私のこれからの進路の参考にもなりました。視野が広がり「こんな働き方もあるのだな」と初めて知ったことが多くありました。

周りに流されず、自分のやりたいことを貫き通す生き方もあるんだなと思いました。ありがとうございました。自分なりの生き方を見つけていきたいです。

スパークワーク

仕事展の後には参加中学生のスパークを発見することを目的としたスパークワークを行いました。スパークとは青少年の人生に深い喜び、方向性、目的を与える、興味、情熱、能力のことをいいます。スパークについては下記の記事をご覧ください!

スパークワークでは中学生にスパークというコンセプトを紹介し、それぞれのスパークを探求し、友達とスパークを共有し合うということを行いました。約220人がスパークワークに参加をし、結果的にその内203人が「自分のスパークがわかった」と回答しました。下記が中学生の感想になります。

中学生の声: スパークワーク

これから生きていく中で大切なことを学ぶことができました。私のスパークは絵を描くこと、話したり、聞いたりし、いろいろな考えに触れることがありました。自分らしさが見つかりました!!

自分の好きなこと、スパークについて考えることができました。私は歴史が大好きなので、今は歴史の勉強をがんばりたいです! 他の人のスパークも楽しそうなことがたくさんありました。ワークで自分の興味がること、好きなことを知ることができてとても楽しかったです!

自分の良いところや得意なことを深く考えてみたことがなかったので、自分の得意なことについて詳しく知れたの良かったとお思います。

自分の趣味がわからなかったけど、今日の授業を通してスパークを見つけることができました。私のスパークは音楽を聴くこととと映画を見ることです。

スパークで自分の好きなことや友達の好きなことについて話し合ったことで、友情が深まった気がしました。そして自分のスパークはゲームをすることです。

スパークの意味を知り、自分のスパークがダンスやスポーツ、笑っている時というのがわかりました。スパークの良さは自分の喜びとかを理解して考えられるのがいいと思いました。

自分の知らなかったことまでも書けたからすごく人生に大切な時間でした。

私のスパークはスポーツの情報を覚えることです。このスパークを通じて人のスパークを知れたり、自分も思い出せたりしたから考えられて良かったです。

自分のスパークが何か知ることができて良かったです。また、友達のスパークも知れて、意外な面があり楽しかったです。私のスパークは読書、アニメを見ることなどです。

自分のスパークはものづくりです。このスパークワークは自分でも知らないことが分かったり、周りの人のスパークも聞けて良かった。

まとめ

ミアキスで働いていると忙しい時も多々ありますが、このように中学生が自分自身を知るきっかけ、将来について考えるきっかけ持てたとフィードバックをくれたことは本当に嬉しいです。スターバックスでラテを飲みながらアンケートを集計していたのですが、一つ一つのコメントに感動をしてしまい、スターバックスで飲んだラテが普段より一段美味しく感じました。彼らが今回のワークで発見した、一人一人それぞれ独特で貴重なスパークを大切にこれからも学校内外で健やかに成長をしてくれることを願ってます。

今回行った仕事展とスパークワークですがゲストの皆様、学校の先生方、河原部社チームのご協力があって実施をすることができました。お忙しい中、関わっていただいた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

そして一番大事な中学生の皆さんのご協力があって実施をすることができました。ミアキスでスパークワークにアドバイスやフィードバックをくれた中学生、意欲的に仕事展とワークに取り組んでくれた韮崎東西中学校の中学生の皆さんに心より感謝をしています。