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職場体験事前ワーク

3月~: 「仕事展」と「スパークワーク」


3月に河原部社は職場体験事業の一環として「仕事展」と「スパークワーク」を韮崎東中学校と韮崎西中学校にて実施しました。「仕事展」と「スパークワーク」については「中学生の生の声」が載った下記の記事を読んでみてください。

6月~: 「事前ワーク」

6月末と7月頭に市内外の事業所の方々のところへ職場体験に行く中学生の準備の一環として、コミュニケーション力や質問をする力を身につけるワークを実施しました。

ワーク前半: コミュニケーションワーク

"ペア同士で背中合わせで座りながら、話し手が声だけを使いながら複雑な図形を聞き手に説明し、聞き手は白紙に指示された図形を5分間で書き入れる" 

高槻 人志, 2016年, あなたのコミュニケーション力は? (ヒューマン・コミュニケーション) 
スクリーンに表示された指示
"話し手"が"聞き手"に口頭で説明しなければいけない図形


「話し手の声が小さくて指示が伝わりにくかった」
「聞き手が声で相槌を打ってくれると安心した」
「聞き手が確認や聞き返しをしてくれると理解されている気持ちになった」

中学生はこのワークを通して 1: 相手に「伝える」意識を持って接することの重要性、2: 相手の言ったことに対して何らかの反応を示すこと大切さ、3: 相手への質問や聞き返しを行うことの肝心さを学んだと思います。

ワーク後半: 質問方法の理解と実践

「質問方法を理解&実践するワークでは"閉じた質問法"や"開いた質問法"の違いを理解し、"開いた質問方法"を用いて職場体験の質問を考案する」

「このお仕事のやりがいは何ですか?」
「このお仕事で一番楽しいことは何ですか?」
「休みの日はどんなことをしていますか?」
「普段どんなことが大変ですが?」

お仕事に関わる質問、少しプライベートな質問、単純に担当者の人 (大人の人たち)に聞いてみたい質問を自由度高く考案してくれました。

このワークを通して中学生は1: 意図的に"閉じた質問法"と"開いた質問法"を使い分けを理解し2: 積極的に質問をすることを通して職場体験に参加する方法を学習したと思います。

事前ワークの「まとめ」と「想い」

中学生が職場体験の担当者の方と接する際に、一方的なコミュニケーションにならず、"聞くこと"と"質問する (喋ること)"を使い分けプロアクティブな交流を図ってほしいと願っています。

私自身も韮崎東中学校に在学していたときは職場体験に行きました。とても緊張したのを覚えていて、あまり人と話すこともできず、友達をお喋りすることで緊張がほぐれたのを覚えています。

今回の授業を終えて少しでも中学生の方々がそれぞれのコミュニケーションに自信を持って職場体験に参加をし、"聞くこと"と"質問をすること"を通して各事業所の担当者の方と2日間、濃い関係性を構築してほしいと願っています。

7月~: 「職場体験」と「職場体験振り返り」

7月 (6月末) は職場体験と職場体験の振り返り授業が行われます。来月のnoteはこれらのことについて書こうと予定しています。

それではまた! 

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