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資金繰り表の簡単な作り方

みなさん、こんにちは!

今回は資金繰り表について書いてみたいと思います。

資金繰り表とは

一定期間における現預金の収支をまとめたものになります。
過去のお金の動きはもちろんのこと将来のお金の動きをある程度、予測計画しておくことによって資金ショートを防ぐことが出来、安定した経営をすることが出来るようになります。
また金融機関へ融資を打診する際の提出資料として作成を求められることがあります。

作り方

法令上で決まったフォーマットはありません。
会社によって形式も異なります。

私はクライアントより説明を受けた場合、日本政策金融公庫HPにあるものを案内するようにしています。金融機関の担当者もよく目にしている形式のため融資の際も話が早いです。

詳細版と簡易版がありますが、初めての場合は簡易版をおすすめします。
必要に応じて詳細版を利用するイメージで十分かと思います。
算式が組まれているので初めての方でも利用しやすいです。

【簡易版】

【詳細版】



上記のエクセル内容を確認しながら数字を入力していけば完成です。
将来の予測については、おおまかなお金の流れを掴むことが大切なので上記シートにあるよう単位は千円単位で作成して問題ありません。

別のアプローチ方法ですが将来の損益計画が出来ている場合は、下記の流れで資金繰り表を作成することも可能です。

①損益計画を作成して純利益を求める
(決算書の損益計算書のイメージ)
②減価償却費をプラス
(支出は過去に行われており実際はお金が出ていないため)
③設備投資額をマイナス
(支出時に経費にはならないが実際はお金が出ている)
④借入金の借入額をプラス
(損益にはならないが実際はお金が入っているため)
⑤借入金の返済額をマイナス
(損益にはならないが実際はお金を支払っているため)


毎月の売上や経費を同じような金額でサイクルしている場合は、上記で考えて頂ければ問題ありません。
※大口の売上案件や経費支出がある場合には細かい調整を加える必要がありますが、今回はイメージを掴んでもらいたいのでこちらは割愛します。


資金繰りのお悩みがあればご相談のりますのでTwitterのDMなどお気軽にご連絡ください!


最後まで記事ご覧頂きありがとうございました。

またお役立ち情報を投稿させて頂きます(^^)



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