『奇面館の殺人/綾辻行人』~自分にそっくりな人に会ったことありますか~
35、36冊目/2021
綾辻行人氏の「館シリーズ」の第9弾。
当たり前やけど、上手いこと書かはる(笑)
#なんか京都弁になった
著者に「お前たちは、こう書いたらこう思うんだろ」と読者の頭の中を見透かされているかのように間違った方向に誘導される。
#これがおもしろいんだけど
つまり、またしても、まんまとしてやられたということです(笑)
シチュエーションに、若干の無理を感じないこともないが、でもありうる話。
この微妙なところがいいのだろう。
おもしろかった。
あらすじ
奇面館当主、影山逸史に招かれた6人の客。それぞれが仮面を被らされ儀式のような会が開かれる。そして、ついに被害者が出てしまう。
これで、発売中の「館シリーズ」は全部読みました。
後は、第10弾(最終話)の発売を楽しみに待つだけ。
いやあ、このシリーズおもしろかった。
それでは、いい1日を。
いただいたサポートは、より多くの方に、新しい記事という形で還元したいので、本の購入に使わせて頂きます。 ご支援ありがとうございます。