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【うつ病闘病記】うつ病のときに言われてしんどかったこと

1、なんでうつ病になったの?
正直、理由を聞かれてもわからなくて。引き金になった出来事(パワハラ、業務過多など)はあるかも知れないけれど、元々持っていた性格(完璧主義など)や流行病などの外部要因や、小さい頃の家庭環境やら、いろんな要因が重なって限界がきたような。

なので、それっぽい部分を一つ改善したからすべてオッケーというわけでもなさそうですし、過去や現在の自分と向き合って「原因なんだったんだろう」と考えるのは結構こころの体力を消耗ししんどい作業で特に休職の面談などすぐに休息が必要な状態のときに根掘り葉掘り聞かれるのは辛いなと。

心の体力が戻ってきたら、うつ病の再発を防止するためにも(うつ病を発症したときと同じ生活を続けていたらダメなので)過去の自分と向き合い原因を探っていくことは大切なのかも知れませんが、自分うつ病なんだと吐露している段階ではちがうかなと。

2、どこか、旅行でもいってリフレッシュしよう!
うつ病の人はほぼ電池切れのロボットな感じで、

旅行に行ってエネルギーチャージ
美味しいものを食べてストレス解消
温泉でリラックス
友達とおしゃべりで盛り上がってスッキリ

とかは、エネルギー(電池)があるからこそできることで、電池切れの人たちにはできない、むしろ残り少ない貴重な電池を消耗することだったりするんじゃないかなと。

とにかく寝たい→誰もいない部屋でボーッとしていたい→朝一人でお散歩したいって感じで、少しずつ電池を貯めながら、その時の残り残量でできることに少しずつ取り組んでいく。段々と、人に会いたい→人と話したい→近場でお茶したいとか、できること(やってみたいと思えること)が増えていくんじゃないのかな。

電池切れの状態の人は無理やり外に連れ出したりせず(その人が今、何ならできそうで、何ならしたいと考えているのかわからないし)まずは充電できるように放っておく。

辛いときに一人でもがき苦しまないように、サポートが必要であればいつでも教えてねと一言言った上で、放っておくのがいいのかなと思います。

今どんなサポートが必要?何で困っている?と積極的にサポートしてくれようとする人もいるかも知れないけれど、結構「人と話す」ということもエネルギーを使うので(うつ病になる人は多方面に配慮しながら、頭で色々考えて話す人多そうですし)相手がサポートを希望していると表明するまでそっとしておくのがいいのかも。

わたしもだいぶ元気になってはきましたが、まだ「旅行を楽しむ」「外食を楽しむ」はできなくて(遠出や食堂という場所に行くことはできるけれど、楽しいという感情が湧いてこないし、正直すこし苦痛と思ってしまう)、ブリの刺身を目の前に大興奮していたのが遠い昔のようで、でも焦らずのんびり少しずつまたできることややりたいと思えることが増えていったらいいなと思いますー。






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