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#6【元E-girls 山口乃々華】”人は人、自分は自分”

こんばんは。健悟です。

今朝、垣谷美雨さんの「農ガール、農ライフ」という小説を読み終わって、”農家として働く女性”から生きる勇気をもらい、人生まだまだこれからやなと思わせてくれるような作品でした。

機会があれば、みなさんも読んでみてほしいです!

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さて、今回紹介する本は、元E-girlsパフォーマー山口乃々華さんの「ののペディア ~心の記憶~ 」です。

E-girlsは2020年をもって解散してしまいましたが、
2011年に"EXILEの妹分"としてデビューし、
「Follow me」や「ごめんなさいのKissing You」など数々のヒットソングを世に出しています。

そんなE-girlsのパフォーマー(ダンサー)として活動することに加えて、女優としても活躍していたのが山口乃々華さんです。

ぼくはE-girlsのファンで、LIVEに何度か足を運んだことがありますが、
初めてLIVEに行った際、
あの人めっちゃ笑顔だな~
と思っていた人が山口さんでした。

そこから山口さんのことを応援していまして、
「GINGER」公式WEBサイトで公開していた連載と、書き下ろしを収録したエッセイが出ると聞いて、購入させていただきました。

ということで、今回も、本書でぼくが好きな箇所を紹介していきたいと思います。

①「人は人、自分は自分」ということを認められるようになってから、少しずつ自分というものが見えてきた。


これって言葉にすると”シンプル”ですが、実際にこのように考えて行動するのって難しくないですか?

なんでかというと、人というのはどうしても”比較してしまう”生き物だからです。

例えば、
自分よりも仕事ができる友達がいた際、自分もより頑張らないといけない、
もっと頑張って、追いつかないといけないと感じますよね。
おそらく、相手と自分を”比較”しているからこそ起こることでしょう。

しかし、心の中では、頑張ったところで追いつく勝算がないというのも、正直、年を取るにつれてわかるのではないでしょうか。

この分野では絶対に勝てないと思う相手っていませんか?

”人は人、自分は自分”
わかってはいても、頑張ってしまう人が大半。
強がって、”嘘の自分”が出来上がり、
また負けて、また強がって。

繰り返していくうちに、噓の自分ですら、本当の自分だと”錯覚”してしまいかねないです。

その劣等感をガソリンに頑張り続けることができる人もいますが、世の中、そんな強い人だけじゃないとぼくは思います。

なので難しいです。正直。

それが認められたらどんな景色が待っているのか”楽しみ”であるが、成長が止まってしまうのではないかという”不安”あります。

どっちが正解とかはわかりませんが、
山口さんの言葉を参考にしながら、”自分の正解”を見つけていくのがいいと思います。

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② 真剣に向き合っていることがあると、つい全ての時間を真面目にしか使えなくなってしまいがちだけど、自分の中にある”子どもの存在”を忘れてはいけない。

先週、SMAPさんの「Joy!!」の曲紹介した時にも似たようなことが出てきましたが、”童心”を忘れてはいけないということです。

ぼくだけかもしれないが、公園とかで遊んでいる子どもを見ると、なんか”虚しく”なってしまいます。

「自分もあんなころがあったな~」とか
「無心で走り回るなんて最後にしたのいつだっけ」
など、考えていると虚しくなります。

なんなですかねこの気持ちは。
大人になると鬼ごっこや、かくれんぼ缶蹴りをしなくなりますし。
今やっても面白いのでは?と思うこともあります。

大人になるにつれて、”真面目に考えないといけない出来事が増えた”ことが原因で、子どもの頃の気持ちを忘れていってしまうのかもしれない。

真面目なのはとてもいいことで、当たり前に褒められるべきことです。

しかし、最近、会社の先輩にこんなことを言われました。

「真面目だからいいってわけではない。実際、真面目な人はあんまおもしろくないから。」

これは結構刺さりました。
”ふざけた子どもの心”もいくらか必要であることを再認識したきっかけでした。

自分の中にある”子どもの存在”を忘れていけないようにしましょう。
たまにはかまってあげてください。
ぼくも意識しないと。

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みなさんいかがだったでしょうか。

今回この本を紹介するにあたって、もう一回読み返したのですが、”読むタイミング”によって、”感じること”も変わることを改めて感じました。

29日は祝日で仕事もお休みということで、公園にいって、子どもたちの姿をみようかなと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2021年4月28日 健悟


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