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2019年に12月に公開されたスニーカーニュースまとめ

2019年1月からまとめはじめたスニーカーニュース12月分!

例によってオフィシャルのリリース日ではなく、わたしがSNS等でアップしたタイミングで区切っていますので悪しからず。


特にソールの切り貼り感の再現の仕方がすごい。 シャンクのように真ん中に一本柱を立てて、その周りをカバーするように4つ異なるデザインのソールパーツをハメていっている。 すごい脱構築っぷり。

まずこの企画の目の付け所がすばらしい。 機能性のある靴をカジュアルにとか、スニーカーに機能性をみたいなことではなく、使用されているシーンとかから日常とリンクさせていったラインナップが、企画が本当にすばらしいなと。

レースの通し方ひとつ、タンの取り付け位置ひとつ、もっというとスニーカーのレイヤーの前後が入れ替わるだけで印象が大きく異なるスニーカー。 その特性をうまく利用した印象変え。

ビッグメゾンとスポーツメーカーのコラボがつづいている。 ただ、このコラボはクオリティにおいてもコラボクオリティというか、本当靴の作り方が革靴!なのに見た目はスニーカー。ってほんとうに贅沢なレベルなクオリティ。

90年代のSFチックなデザイン感から出てきたようなデザイン。 オーガニックフォルムが行き着くとこまでいって、それ自体か加飾にいったような。 このデザインを今やれるのがすごい。 特に形に意味もなさそうなのに、単純にカッコいいのが尚すごい。

これもめずらしい企画。 マットレスの会社が靴を作る、そのマットの機能性を入れて。というのが、意外と思いつきそうなのになかなかなかった。 マットレスがスニーカーにいい効果をもたらすかは別として、スニーカーをつくろうといって、「わかっているひと」を連れてくる当たりに本気度を感じる。

なんだろう、急にパドモアアンドバーンズのコラボが続いている。 ハノンとのコラボによってオーセンティックなのにカジュアルな見た目に。

ズームのウィメンズ向けとしては結構冒険しているデザインだとおもう。 これまでの感覚で言ったらメンズの感じのソールデザイン。 ただし、分割とヒールアップはウィメンズっぽいという不思議なバランス。

キッズシューズのラインナップがどんどん増えているのはとてもいいことだとおもう一方で、キッズシューズに求められる機能性や避けるべき素材とかがすっ飛ばされているのが気になる。 特にこのくらいの年代のおこさんの靴に関しては、見た目だけで選ばないでほしい。。。

ハワイでも靴作ってるんだ!?という新鮮な驚きがすごかったです。 これだから掘るのがやめられない。 更にローカリズムというか、その土地の特徴が靴に現れているを見つけると尚更。

バレンシアガ、アクネストゥディオズあたりの、近年スニーカートレンドを動かしているところが軒並みロープロファイルに触れている。 2020年代はロープロファイルの年になりそう。

4Dにまつわるデザインはそのままオートメーションの先を占うことに繋がると考えている。 スピードファクトリーの封鎖のニュースでフレキシビリティの重要性が露呈し、そのあとに出てきたデザインがシンプルから一気に足していく方向に触れている。 興味深い傾向。

急にブランドの印象と異なるプロダクトが出てくるのも一長一短だなとおもったケース。 ブランドが認知されていばうれしい展開だけど、ブランドがそもそも認知されていなければ印象の分散が起きる。 タイミングとやりかたが難しいところ。

ずっと興味はあったのだけど、どうしてもデザイン的に履けなかったファイブフィンガーズ。 これだったら履けそう。

プーマはもともとアクアソックも結構売っていたから、この展開は結構納得というか、転用できるじゃん!とおもったんだろうな。。。 これがどう受け入れられるか。。。

あたらしいブランドは常に追っていきたい。 特にファッション的にスタートしたものではなく、スニーカーの文化を踏まえて練り上げられたものは尚更。 クレメンスは後者。 追っていきたい。

個人的にふつうの鼻緒型が足に合わず親指が痛くなってしまうので、これはぜひ一度試してみたい。。。

特にカラーリングも結構いまのナイキっぽくないというか、かといってどんなカラーリングなんだと言われても結構難しいところが、本当にこの靴の特徴をつくっているなと。

もう単純に「ほしい」のひとこと。

秋色では取り上げなかったけど、この春色のラインナップが本当にすばらしい。。。 あとビジュアルもすばらしい。。。 かわいい。。。


あたらしいブランドや、あたらしい国からとか、あたらしい切り口からとか、とにかくあたらしい面がでてきた12月でした。 来年の流れを占う結構おおきな変動がおきたようにおもいます。 ここで取り上げた未来のタネは来年も要経過観測ですね。

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