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高校の英語教員をしています。「社会に必要とされる生徒の育成」のために教員はどうあるべき…

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高校の英語教員をしています。「社会に必要とされる生徒の育成」のために教員はどうあるべきか、自分の考えをアウトプットしたり他の方の意見を読むことで深めていきたいです。 健康管理やメンタルヘルス、心理学などの分野にも興味があります。2021年9月5日note開設

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教員を誇りに思える仕事に

10月1日の夜、教員にとって1つ大きなステップとなるようなニュースが飛び込んできました。埼玉県の教員の男性が残業代の支払いを求めて訴えた裁判で、敗訴はしたものの裁判長から「教員の給与体系は時代に合っていない」という発言が出たというものです。一時このニュースはTwitterのトレンドにまで浮上しました。 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6405890 ちょうど教員の働き方についてやその意義についてnoteを書こうと思っていたタイミングでのこの

    • 総合的な探求の可能性

      「総合的な探求の時間」(以下、総合と呼びます)という授業を聞いたことがありますか? 最近まで学生だった方は、「総合学習」などの名前において中学や高校で授業があったかと思います。 では、総合で何をやったか覚えていますか? 私は、正直総合で学生時代に何をやったか全く覚えていません。かろうじて記憶にあるのは、模試の振り返りをしたり、大学調べをしたりしたことくらいです。あとは行事で潰れたりしてとにかく曖昧な扱いだった記憶があります。多くの方はそうなのではないでしょうか。 今日は

      • 私を変えた恩師

        #忘れられない先生 という応募のハッシュタグを見つけ、迷うまでもなくひとりの先生が頭に思い浮かんだので、パソコンに向かっています。(これでちゃんと応募できてるのかな?) 私は今、高校の英語の教員をしています。でも子どもの頃、教員になろうだなんて少しも思っていませんでした。むしろ、教員は絶対になりたくない仕事の一つでした。 そんな私がなぜ、教員になったのか。小学校4年生のときの担任、T先生との出会いがなければ、私は教員をしていなかったと思います。 なぜ教員になりたくなかっ

        • 制服の是非

          岐阜県のある高校で、制服以外の服装が校内で認められると校則で規定されました。式典の日以外は、基本的に制服を着てもそれ以外の服を着ても自由だということです。校則で服装自由化が規定されるのは県内初めてだとのことです。 今日は教員の自分がこのニュースをどう捉えたか、また今後の学校と制服(および校則)との関係性、生徒の代表者である生徒会についても考えていきます。 上記のニュースのコメント欄には、時代の変化に即した改革だとして高校側や生徒を称賛する声がたくさんありました。 以下に

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          現役高校教師が考える大学の選び方

          大学に進学経験のある方、自分の選んだ大学は正解だったと思いますか? 大学入学共通テストが終わり、受験生にとっては共通テストの自己採点結果をもとに受験する大学を確定させる時期になりました。そこで今日は受験生はどのように大学を選べばいいのか、高校教師の自分なりにお話ししたいと思います。 私の大学決定体験記その前にまず、私が自分の母校(出身大学)に進んだ経緯について、少し長くなりますが体験談としてお話させてください。 私の出身大学は、中部地方のとある国公立大学です。私はもとも

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          オリラジあっちゃんの授業力

          「中田敦彦のYoutube大学」というYoutubeチャンネルをご存じでしょうか。オリエンタルラジオの中田敦彦さんが様々なテーマについて投稿し好評を博しているチャンネルで、チャンネル登録者数は2022年1月10日現在で424万人に上っています。 オリエンタルラジオの中田さんと言えば武勇伝やPerfect Humanのネタで有名なお笑い芸人さんですが、慶応大学卒のインテリタレントとしても知られ現在はYoutubeの活動を精力的に行っていらっしゃいます。 高校教員をしている私

          オリラジあっちゃんの授業力

          2022年の決意

          2022年が始まってもう1週間経ちました。遅ればせながらあけましておめでとうございます。 前回の投稿以降、仕事が忙しく3ヶ月note執筆から離れていました。今日は新年初投稿。2022年の抱負をnoteに書き残しておこうと思います。完全に自己満足の投稿ですがご容赦ください。 読書の充実2021年は人生により熱量を注ごうという思いが芽生え、自分の中で変化がたくさんあった年でした。その中でも私を大きく変えたのが読書です。恥ずかしながら人生26年間、読書習慣が皆無でした。高校や大

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          ノーベル賞・眞鍋さんの英語と思考

          10月5日に、愛媛県出身の眞鍋淑郎さんが今年のノーベル物理学賞を受賞したという吉報が日本に飛び込んできました。 眞鍋さんは二酸化炭素の排出が地球温暖化に影響を与えるという今では常識になっていることを研究して世に広めた人物であると言えます。 私には物理学や気象についての詳しくについては全く未知の世界ですが、私が今回このニュースで驚かされたのは眞鍋さんが会見で流ちょうに英語を話す様子と眞鍋さんの考え方についてです。 1-1 眞鍋さんの英語力受賞が決まった後の会見で、眞鍋さん

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          「社会に必要とされる生徒の育成とは?」その2

          こんばんは。Ken-teaです。前回のnoteでは、私の仕事面での目標の1つである「社会に必要とされる生徒の育成」のために何が必要か、「読解力」というテーマに絞ってお話ししました。今日はその続編です。(前回から少し間が空いてしまいました。。) コミュニケーション能力について私が読解力に続いて、「社会に必要とされる」ために生徒につけたい能力は、コミュニケーション能力です。 コミュニケーション能力と一口に言っても、その中にはいろんな要素があると思います。「他者の話を心から理解

          「社会に必要とされる生徒の育成とは?」その2

          「社会に必要とされる生徒の育成」とは?その1

          こんにちは。Ken-teaです。前回の初投稿の自己紹介を見てくださった方、ありがとうございました。 今日は、前回のnoteでお話しした、私の目標について詳しく書きたいと思います。私は仕事面での目標に「社会に必要とされる生徒を一人でも多く送り出すこと」「教師という仕事をもっと誇りに思える、生徒に憧れられる仕事にする」という2つを掲げ、前回のnoteでも軽く触れさせていただきました。今日はその前者、「社会に必要とされる生徒とは」の部分を掘り下げられたらと思います。 あまりに長

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          自己紹介とnoteを始める理由

          はじめまして。Ken-teaと申します。「けんてぃー」と読みます。ふざけた名前ですみません。(特にSexy Zoneファンの方すみません) もともと知り合いの方はこのペンネームを見て笑うでしょうが、本来のニックネームきっかけで必要以上の身バレを防ぎたいのでこんなペンネームにしました。ご了承ください。ちなみに前の職場で同僚の方に「けんてぃー」と呼ばれたのがきっかけです。名前にKenが入っていて、職業がteacherなのがこのペンネームの由来です。 さっそくですが、本日私は2

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