【マーケット考察】2021.11.24


米国株式市場はまちまち。ダウ平均は194.55ドル高の35813 .80ドル、ナスダックは79.62ポイント安の15775.14で取引を終了しました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5293万株減の9億5232万株。

米国債利回りは前日に続き上昇。バイデン大統領によるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の再任指名を受け、FRBがインフレ対応に一段と積極的になると見込まれています。パウエル再任からこの動きが再開したように見えますが、株式市場の受け止め方はそれほどネガティブなものではない感触です。

昨日、米国など主要消費国が石油備蓄の放出を決定し、原油相場は一時下げる場面もありましたが、その後は切り返し、堅調に推移。石油大手のシェブロンが大幅高となったほか、10年物米国債利回りが1.6703%へ上昇を受けて金融株のJPモルガン・チェースなどが値を上げ、ダウ平均の押し上げ要因となりました。 一方、長期金利の上昇を眺めて割高感が意識されやすいハイテク株が売り込まれ、前日に続きナスダック指数は軟調に推移しました。

11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は56.5と、10月の57.6から低下。労働力や原材料の不足が重しとなったようで、米経済は引き続き好調ですが、今回の低下は米経済が持続的な供給上の制約への対応に苦戦していることを示唆しているような数字でした。

インフレの他にもう一つの懸念材料であるコロナ感染拡大も、市場は依然として冷静な反応を維持しているように見受けられます。

今週は祝日の関係で取引日数が少なく、値動きが荒くなっています。最近の金利上昇が手掛かりとなり、、、、、、、、

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