[マーケット考察] 2021.7.23

米国株式市場は続伸。ダウ平均は25.35ドル高の34823.35ドル、ナスダックは52.65ポイント高の14684.60で取引を終了。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億2044万株減の7億7289万株。

-経済指標に関して、冴えない経済指標に失望売り
(1) 週間新規失業保険申請件数は、前週比5万1000件増加の41万9000件と、市場予想の35万件を上回り、2週ぶりに悪化。
(2) コンファレンス・ボード発表の6月の米景気先行指数は前月比0.7%上昇し、市場予想の0.9%上昇を下回った。
(3) 6月の米中古住宅販売件数は、前月比1.4%増の586万戸で、市場予想の590万戸を下回った。

然し乍ら、
(1) 新型コロナへの行き過ぎた警戒感が後退し、回復期待が再燃したほか、(2) 連邦準備制度理事会(FRB)が長期にわたり緩和策を維持するとの根強い期待を受け、(3) 調査会社リフィニティブによれば、米主要500社のうち、決算発表を済ませた104社の88%が、市場予想を上回る決算内容を発表により買いが入り下げ止まる展開となった。

-米国株式市場は昨日も薄商いの中、押し目にはしっかりと買いが入ってくる最近の典型的パターンの様相。

-相場下げ要因となるべくリスクは増しており、8月9月にかけての警戒感あり。

-ウォール・ストリート・ジャーナルは、FRBはテーパリング議論を来週のミーティングで開始し、8月のジャクソンホール会合か遅くとも9月のFOMCまでにテーパリングを今年の年末前後に開始する概要の記事を掲載。

詳細は投資学ゼミにて↓
https://lit.link/tatsuzawaken

#HSBC証券会社 #京都橘大学 #立沢賢一ライブ #NEIC #立澤賢一
#Youtubeライブ #投資教育 #金融リテラシー #自己啓発   #情報リテラシー #金融 #投資学ゼミ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?