【マーケット考察】2021.12.11

米国株式相場は上昇。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比216.30ドル高の3万5970.99ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は113.23ポイント高の1万5630.60で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比591万株増の8億6900万株。

注目の米消費者物価指数(CPI)が取引開始前に発表され、市場予想とほぼ一致しました;
・11月消費者物価指数:前年比+6.8%(予想:+6.8%、10月:+6.2%)1981年12月以来、約40年ぶりの高い伸び。
・11月消費者物価コア指数:前年比+4.9%(予想:+4.9%、10月:+4.6%)1991年6月以降、30年ぶり最大。

パウエルFRB議長が先日の議会証言でタカ派シフトを鮮明に示唆し、市場でもFRBの早期引き締め期待が高っている中、CPIはその期待を十分に裏付ける内容となりました。

但し、株式市場はネガティブな反応は見せておらず、買いが先行。CPIの数字が想定内の範囲で予想を超える上昇幅でなかったことや、来週予定されているFOMCでのFRBによる早期引き締めは、想定範囲内と解釈されているのが原因と言えます。つまり、CPIが一部の投資家が懸念したほどの上昇を示さなかったことから、インフレ加速への過度な懸念が和らいだのが昨日の相場のセンチメントでした。

また、、、、、、、、、、

詳細は投資学ゼミにて↓
https://lit.link/tatsuzawaken
https://aboutme.style/kenichi_tatsuzawa

#HSBC証券会社 #京都橘大学 #立沢賢一ライブ #NEIC #立澤賢一 #投資 #nofilter #本気のライブ
#投資教育 #金融リテラシー #自己啓発   #情報リテラシー #金融 #投資学ゼミ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?