[マーケット考察] 2021.5.13

米国株式市場は大幅続落。ダウ平均は一時700ドル以上下げる場面もあり、681.50ドル安の33587.66ドル、ナスダックは357.75ポイント安の13031.68で取引を終了。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5466万株増の11億1923万株。

-4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.2%上昇と、市場予想(3.6%上昇)を大きく上回ったほか、2008年9月(4.9%)以来12年7カ月ぶりの大きな伸びとを記録。米10年国債利回りが1.7%台に上昇。

-長期金利が5週間ぶり高水準に達した事とクラリダFRB副議長が高水準のCPI数値は一過性の要因としているものの、一過性でないと分かればFRBはインフレ抑制のために金融緩和を停止する方向への行動を起こす事を示唆した事を受け米国株式市場は下落。

-特に、割高感があったハイテク株が長期金利上昇に反応し、更にキャピタルゲイン増税を警戒した利益確定売りで売りに拍車。

-今回のCPI数値の大幅上昇は、1年前の4月にCPIが大きく下がったことが主因で、つまり”ベース効果(Base Effect)"がその背景。

-5月に入って米株式市場はセルインメイの調整モード

-外為市場では、長期金利の上昇を受け、ドル買いが加速。

-投資家の恐怖心理を示すVIX指数は28%まで上昇し2カ月ぶりの高水準。

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