【マーケット考察】2022.2.2

米国株式相場は3営業日続伸。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比273.38ドル高の3万5405.24ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は106.12ポイント高の1万4346.00で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3億9654万株減の10億7321万株。センチメントが変わったわけではないですが、とりあえずのポジション調整が一巡したような雰囲気がマーケットにはあります。
 
朝方発表されたエネルギー大手エクソンモービルの2021年10-12月期決算は、エネルギー需要回復を受けて原油、天然ガス価格が上昇する中、1株当たり利益が市場予想を上回る内容。それでも、(1) 米金融引き締めをめぐる不透明感、(2) ウクライナ情勢に対する #地政学的リスク 、(3) 週末の #米雇用統計 発表を控えた警戒感も広がり、取引時間の大半で方向感が乏しく、前日終値を挟んでもみ合う展開が中盤まで続きました。

しかしながら、取引終盤を迎えますと、「 #GAFA 」のうち、好決算発表が終わったアップル以外の、決算を発表していない企業の業績に対する期待感が高まる中、買いが膨らみ堅調な展開に転じました。本日は引け後に、アルファベットが発表予定。アルファベットは四半期決算は売上高と利益が市場予想を上回る結果となったことから時間外で一時7%近く上昇しました。今週はメタやアマゾンも予定されていますのでそちらの決算も良さそうな感じがします。企業決算に関しては、現状S&P500企業のうち172社が発表を終了し、そのうち78.5%が予想を上回る利益計上しています。

米サプライ管理協会(ISM)が発表した1月の #製造業購買担当者景況指数#PMI )は57.6と、市場予想の57.5を若干上回りましたが、相場への影響は余りありませんでした。
 
1月は高インフレに対するFRBの積極利上げへの警戒や、ウクライナ情勢の影響で、パンデミックで急落した2020年3月以来の最悪の相場展開となりましたが、2月に入ってからは株式相場はプラスで推移しています。

米連邦準備理事会(FRB)の新型コロナウイルス禍への対策には2つの目玉がありました。1つは国債などの資産購入、いわゆる #量的緩和 ( #QE ) 。2つ目は企業の資金繰りに直接介入し、それを支える信用緩和でした。この2つの施策が金融・株式市場のうたげを盛り上げる「パンチボウル(お酒を入れる容器)」の役割を果たしてきたのです。

FRB(米連邦準備制度理事会)議長だったウィリアム・マーチン氏が、1955年に、「FRBの役割は宴たけなわとなる、その時にパンチボウル(パーティーのお酒)を片付けることだ」という比喩で述べたように、市場からは、今年はFRBが刺激策を解除し、パンチボウルが取り下げられる年となり、株式市場はこれまでの酔いを醒ます段階に入ると囁かれ始めています。

市場では、、、、、、、、、

以下詳細についてはDMMでのサロンにて。こちらのHPの事前申込みのボタンから、アクセスできます!
https://lounge.dmm.com/detail/4016/

詳細は投資学ゼミにて↓
https://lit.link/tatsuzawaken
https://aboutme.style/kenichi_tatsuzawa

#HSBC証券会社 #京都橘大学 #立沢賢一ライブ #立澤賢一塾 #投資 #nofilter #本気のライブ
#投資教育 #金融リテラシー #DMMオンラインサロン #情報リテラシー #金融 #投資学ゼミ #一流の流儀  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?