【マーケット考察】2021.11.21

米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比268.97ドル安の3万5601.98ドルで終了。欧州での新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気し3営業日続落しました。ハイテク株中心のナスダック総合指数は63.73ポイント高の1万6057.44で引け、2日連続で史上最高値を更新し、終値では初めて1万6000台に乗りました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8022万株増の9億9188万株。

冬の到来を控え、欧州の一部では新型コロナウイルス感染が再拡大しています。オーストリア政府は今月22日から、飲食店などを閉鎖するロックダウン(都市封鎖)を再開すると発表し、来年2月にはワクチン接種を義務化する方針を示しました。また、病床の逼迫(ひっぱく)懸念も出始めたドイツでは、ワクチン未接種者への行動規制を強化し始めました。とは言え、限定的な重症者数の推移であったり、経口薬の開発であったり、状況はやはり以前とは異なるのは間違いないです。しかしそれでも我々は依然としてWithコロナ的世界にいることを折に触れて認識させられるのも事実です。ダボス会議会長クラウス・シュワブ氏が提唱する『グレート・リセット』は着実に進んでいる中、私達は冬に向けて手綱を締める必要はあります。
 
金曜日、市場ではこうした動きが投資家心理を冷やし、幅広い銘柄で売りが先行し、特に旅行需要の減少懸念から、航空やレジャー関連株が下落しました。

一方、投資家のリスク回避の雰囲気の広がりで米国債利回りが急低下しており、割高感の薄れたIT・ハイテク株を中心とした成長株にとっては逆に追い風となり、感染拡大によるIT・ハイテク企業への恩恵を受けた格好となりました。最近陰を潜めていたバリュー株売り vs グロース株買いというコロナ渦典型的相場の模様でした。

冬に向けての感染拡大やインフレ、景気鈍化、中国経済など、株式市場にとっては先行きへの不安も多いものの、、、、、、、、、

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