[マーケット考察] 2021.7.16

米国株式相場は、続伸した。ダウ工業株30種平均は前日終値比53.79ドル高の3万4987.02ドルで、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同101.82ポイント安の1万4543.13で終了。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1011万株減の8億9578万株。

-材料難から小幅な値動きとなる中、米国株式市場は焦点ボケの展開。

-期待していた企業収益発表ですが、株式市場では4-6月期企業決算は既に折り込み済み的な動き。更に、ベース効果が大きすぎる今回の決算データが参考にならないのも事実。

-米経済指標はまちまちの内容で、株式相場への影響は限定的
(1) 7月のニューヨーク州製造業景況指数は43.0と、前月の17.4から急上昇し、市場予想の18.0を大きく上回り、データをさかのぼれる2001年7月以降で過去最高。
(2) 週間の新規失業保険申請件数は324万人に減少。多くの州で上乗せ給付が早期に打ち切られ、仕事に就いた人が増えたことを反映し、2週間ぶりに改善。
(3) フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、プラス21.9と前月から8.8ポイント下がりました。3カ月連続の低下で、市場予測(プラス27.0程度)を下回る結果。

-長期金利の低下は止まらない状態で、デルタ株感染拡大がもたらす恐怖心から10年米国債利回りは1.3%割れの1.2989%まで低下。

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