[マーケット考察] 2021.7.24

米国株式相場は4営業日続伸。ダウ工業株30種平均は前日終値比238.20ドル高の3万5061.55ドルで終了し、史上最高値を更新し、終値で3万5000ドルを超えたのは史上初。ナスダック総合指数も152.39ポイント高の1万4836.99と、最高値を塗り替えた。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7035万株増の8億4324万株。

-S&P500種株価指数の構成企業のうち、120社が決算発表を終え、そのうち約88%の企業は、市場予想を上回る好業績を出している。投資家のリスク選好度を高め、相場を押し上げた。

-外国為替市場での米ドルは6月に2.8%上昇し、更に7月に入ってからも0.6%上昇。債券相場での米10年債利回りは7月に入ってから18ベーシスポイント(0.18%)低下。1カ月の低下としては2020年3月以来の大きさ。

-今週の米国株式市場では投資家の見方が(1) 新型コロナウイルス変異株「デルタ」による感染再拡大、(2) 好調な企業業績、(3) 経済回復の兆しとでそれぞれの思惑が交錯したことで、グロース株とバリュー株の綱引き合戦が行われた。

-注目の7/27-28の連邦公開市場委員会(FOMC)は、FOMC内でもタカ派とハト派に割れており、一枚岩になっていない状況。

-上値を狙いたいセンチメントの米国株式市場は、材料難で薄商いの夏休み相場を生かし、(既に市場では織り込み済みの)企業好決算を理由に上値を更にトライか?

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