[マーケット考察] 2021.7.20

米国株式相場は大幅続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比725.81ドル安(-2.09%)の3万3962.04ドルで終了。下げ幅は昨年10月下旬以来、約9カ月ぶりの大きさ。ハイテク株中心のナスダック総合指数は152.26ポイント安の1万4274.98で引け。

S&P500も1.59%安と3日続落し、ナスダック総合は1.06%安と昨年10月以来の5日続落を記録。ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2億1914万株増の12億1843万株。

大幅下げの要因は、
(1) 米当局は、コロナ拡大を理由に英国への渡航中止を勧告し、投資家心理を冷やしましたこと。
(2) デルタ株の感染が再拡大していること。
(3) 米政府は、中国政府が国家安全保障や経済に脅威となるサイバー攻撃を行っていると非難する共同声明を日欧の同盟国などと共に発表したこと。
(4) ダウは利益確定売りが出やすかったこと。

-投資家の不安心理を示すVIX指数は22.50ポイントと前日比4.05ポイント上昇。一時、5月19日以来となる25.09ポイントまで上昇。

-それでもS&P500企業の72%(予想: 54%) が前年比で好決算を背景に押し目買いが健在。

-安全資産とされる債券には買いが集まり、10年物米国債利回りは2月中旬以来約5カ月ぶりに1.20%を割り込み。

-株式市場は調整局面入りの可能性か?

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