【マーケット考察】2021.12.10


米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比0.06ドル安の3万5754.69ドルで終了。3日連続の株価上昇からの小休止。一方で、ハイテク株中心のナスダック総合指数は269.62ポイント安の1万5517.37で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6360万株減の8億6309万株。

今週に入ってからの株価大幅上昇の反動から利益確定売りと英国が規制強化に踏み切るなど世界で新型コロナのオミクロン変異株感染急拡大への懸念が根強く、寄り付き後下落。その後、ダウ平均はほぼ横ばいレベルまで戻したものの、IT・ハイテク株への利益確定売りが強く、ナスダックは大幅安でした。

オミクロンについては、欧州の感染再拡大は気になりますが、現状は引き続き警戒感を伴いながらのマイルドな楽観論が多数派と言えます。

昨日発表の経済指標に関して、米労働省が朝方発表した最新週の失業保険申請件数は18万4000件と、前週から4万3000件減少。1969年9月以来52年ぶりの低水準で、市場予想の21万5000件も下回り、労働市場が順調に回復していることを示唆しました。

本日日本時間夜に発表される11月米消費者物価指数(CPI)は来週14-15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で議論される金融政策に大きく影響を与えるとみられ、市場関係者の注目が集まっています。

CPIについては、、、、、、、、、、、、、、、

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