【マーケット考察】2021.11.23

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は17.27ドル高の35619.25ドル、ナスダックは202.68ポイント安の15854.76で取引を終了しました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1337万株増の10億0525万株。

バイデン大統領が新型コロナウイルス危機に迅速に対応した手腕を評価し、インフレが高止まりする中、金融政策の継続を重視した連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を再任したため、次期議長を巡る不透明感が払しょくされました。

市場からはサプライチェーン問題やインフレ、人材不足など様々な課題山積の中で議長の交代はマイナスとの評価が広がっており、パウエル議長の続投で安心感が広がったようです。また副議長には、次期FRB議長の有力候補だったブレイナード理事が指名されました。両氏は共に高インフレが米国の経済と家計に甚大な影響を及ぼしているとの認識を示しており、FRBが今後、急激な物価上昇の制御を政策の最優先事項に設定する可能性が更に高まりました。

パウエル氏続投のニュースは、FRBに大きな変化がないことを望む投資家から好感され、現行通り、量的緩和の縮小が進み、2022年には利上げに踏み切るとの観測が強まり、長期金利が上昇。金融株が買われ、ダウ平均を押し上げました。

一方で、ナスダック総合指数は日中取引で史上最高値を更新しましたが、パウエル議長や副議長に指名されたブレイナード理事が物価対応を優先する姿勢を示すと、早期の利上げ観測が重しとなり、、、、、、

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