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時代錯誤の職場環境にやる気を失くす

前回からのつづきです

私の仕事は、一般事務として配属され、
集客に使う試供品の受発注業務がメイン
となります。

私のところでは、毎回店舗にお客さんが
来場した際に入場料として100円を
支払ってもらいその引き換えに
試供品をあげるといった
やり方を取っていました。

試供品はどれも実際に購入したら、
到底100円では買えない物ばかりです。

どの商品も市販で販売しているものとは
品質が違い添加物が入っていない無農薬の
物が多いことから、お客さんにはとても
人気がありました。

なので、試供品はお客さんが来場するに
あたって、大きな呼び水となるので注力を
入れていました。

店舗からの注文は朝と昼の2回発注書が
FAXで届きます。

この発注書がとても厄介。

全部手書きで書かれているため、文字が
かすれていたり、字が汚くて判読できない
といった状況のため、その都度修正テープで
書き直しをするといったことをします。

それと同時に、納期及び商品名の確認を
ひとつずつしていきます。

メーカーに商品を発注する際、ケース単位
なので、入り数の確認や納品されるまでの
リードタイムの確認をしないといけない
からです。

確認方法は、商品コードを照らし合わせて
していくのですが、商品アイテムは
頻繁に入れ替わりがあり、随時200前後
となるので覚えるのも一苦労。

印刷されたコード表を見ながらの作業と
なるため当然時間が掛かります。

Excelで商品コードを打ち込めば商品名が
表示できるようにすれば簡単なのになんで
こんな面倒な作業をしているのだろうと
疑問を持ちます。

そこで、商品コードをExcelに入力して
検索ができるするようにして作業をしたい
ことを上司に提案します。

すると「楽をしたいだけでロジックがない」
と一掃されます。

ITに疎い上司のため、話が噛み合いません。

そのため、商品を管理するソフトも
Windows95が普及する前に作られた
会社独自のソフトウェアを使用。

黒い画面に緑の文字といった一昔前のものを
いまだに使っていることに愕然とします。

古いソフトなのでとにかく使用勝手が悪い。

例えば、商品の出荷数を調べる場合でも、
通常であれば作成したデータを読み込んで
Excelに書き出せば集計できるのに画面を
見ながら電卓をたたいて集計をする始末。

簡単な仕事も効率が悪いので、
とにかく時間が掛かってしまう。

すべてにおいて時代にそぐわないやり方から、
次第にやる気を失くしていきます。

             (つづく)

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