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38歳からの転職活動⑤面接対策をする

前回からのつづきです。

3ヶ月間の職業訓練は
無駄ではなかったです。

これまでハローワークに行く以外は、
面接に出掛けるのみなので
ほぼ引きこもり状態。

ちょうど、仕事の方向転換を
余儀なくされ、精神的に落ち込んでいた
時だったので、気分転換になりました。

毎日決まった時間に通うということは、
生活リズムも規則正しくなり、
張り合いが持てたのが大きかった。

気持ちも前向きになると、
変化の兆しが見えてきます。

書類選考も通るようになり
面接の頻度が上がりました。

職務経歴書の改善をしたことが
功を奏したのです。

事務系の場合、決算手続き処理、
月次資料作成、売上・仕入管理、
資金繰りといった実務経験を
明記するのが一般的。

これですと、差別化がされず、
人より秀でたものがないと
埋没してしまいます。

ただでさえ、事務系は倍率が高く、
書類選考を潜り抜けるのも至難の業。

これも、しごとセンターの
カウンセラーによるアドバイスですが、
成果を上げた実績だけではなく
失敗談も自己PRに取り入れました。

普通であれば、実績を多少盛って
アピールをしてしまいがち。

自分では良かれとしたことでも、
書類選考でいくつもの書類を見ている
採用担当者は目が肥えています。

そのため、実績だけですと
信憑性に欠けてしまう面もあるので
失敗から教訓を得た内容を盛り込む
ことによって、採用担当者が興味を
引いて貰うように心掛けました。

例えば
「数字の記帳漏れによるミスによって
月次決算の資料作成が遅れ、
会社に迷惑をかけた苦い経験から
二度と同じ事態が起きないよう仕事に
取り組んできました」といった感じです。

失敗談を書くことによって
人間性が表れ、謙虚で真面目な
印象を与えるメリットがありました。

その甲斐もあって、面接に漕ぎつけても
採用に至らないのは面接の仕方に問題が
あるということ。

ここで新たな問題にぶつかります。

カウンセラーに相談したところ
『しごとセンター』で面接に特化した
セミナーがある事を紹介され、
早速受講することにします。

まず、基本に立ち返り面接のマナーから
採用担当者がどんなポイントを
見ているのか教わります。

次に本番と同様にロールプレイングの
模擬面接をしてアドバイスを貰う流れ。

私は活舌が悪い上に声が小さいので
もごもごとして聞き取りづらく、
弱々しく見えて自信がないように
見えてしまうとのことでした。

面接では最初のイメージで、
人を判断してしまうものです。

後、面接では、退職理由、志望動機
自己PRが質問されるので、
「頭に叩き込んで言えるように」
とのことでした。

考えながら受け答えていたので
余計自信がないように
見えたのだと思います。

改善点がわかったので、
修正していくとにします。

                 (つづく)

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