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正式に離婚をする

前回からのつづきです

妻と別居してから約3ケ月。

会社も無事に退職することができたので
精神的にも余裕が生まれます。

別居前はこんな穏やかな気持ちに
なることは想像もできなかった。

それだけ、
心身共に疲れ切っていたのだと感じる。

別居をしてみて、自分が結婚に向いていない
ことを改めて思い知らされます。

私は集団の中に身を置いているだけで
ストレスを感じてしまう人間。

四六時中人と一緒にいるのが苦手です。

例えば、
職場の人と一緒に食事に行くといった
普通の人にとっては何気ないことでも
自分には苦痛意外なかった。

私のような内向型の人間は
内側からエネルギーを得ます。

自分の部屋で一人好きな本を読んだり
音楽を聞くことで元気になることが
できます。

だから、一日の中で独りになれる
時間がないと、息苦しく感じてしまい
ストレスが溜まってしまう性分なので
寝食を共にする結婚生活は上手く
いかないのは明白だった。

だいたい40過ぎても独身でいたのは、
低所得で自信がなかったのもあるけど
自分には結婚生活が難しいと感じて
いたからです。

じゃあなんで、婚活をしてまで
わざわざ結婚をしたのか?

それは、
「孤独な老後を送りたくない」
といった恐怖と独身でいる恥ずかしさを
気にしたことからくる世間体でした。

自分の気持ちとは裏腹の行動をずっと
取り続けていたからメッキが剥がれ
破綻した。

要は、自分に嘘を付いていました。

別居して独りになることで自分と向き合い
結婚に適していないと自覚することが
できた次第です。

離婚は、双方の合意さえあれば、
役所で手続きするだけで成立しますが
後で色々と面倒なことは避けたかったので
話し合うことにしました。

妻に連絡を入れて、日程を調整。

自分の住んでいるアパートに
妻が来てくれました。

時間が風化してくれたこともあって
スムーズに離婚の話しを切り出す
ことができた。

そこで問題となったのが
結婚の際に購入した家具や家電といった
共同で使用したものをどうするか。

妻は実家に戻っているので必要がない。

かといって自分も、今住んでいるアパートを
引き払って実家に戻ることにしていたので
必要がありません。

そこで、ネットで調べみたところ
引越しと同時に買取査定を行う
業者があることがわかります。

買取金額を折半することで妻に了承を得ます。

後、預貯金は共同で管理していなかったので、
財産分与はなかった。

お互い気持ちが冷静になることが
できたこともあり、特に揉めることもなく
離婚が成立します。

              (つづく)



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