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植物を育てる

責任

とても苦手な概念です
できるだけ責任を負わないよう
避けて日々を生きてきてます

大人になっていくと仕事や人間関係などで
嫌でも責任が伴ってしまうものです

多くの人と関わり、交流し期待され
強い責任感を持つ人間こそが
大人のステータスという
価値観が一般的にはあると思う

しかし自分には無理です
それが嫌で仕方がない
責任を求められてしまうと
とても窮屈になってしまい
とても気が滅入ってしまう

他人からの期待や責任からは
なるべく距離を置いて
自由気ままに生きていたい

なので責任感がある人間だと
思われてしまうのも疲れてしまう
「あいつダメな奴だな」と思われてる方が
自分には心地良く楽に生きてられる

✳︎

そんな自分が1ヶ月前から
ある責任を背負う決意をした
突発的で衝動的な決断だった


それは「植物を育てる」という責任です


これと言った理由も意思も意図もなく
直感的に目に入ったお店へと突入して
植物を手に取りレジへと向かってしまった

自分には稀にこのような
何か不思議な力に突き動かされるような
突発的な衝動が発動する瞬間がある

先日、登った富士山も
そんな衝動に突き動かされ
登ろうと決意した記憶がある

✳︎

命を育てるという行為には
とてつもない責任が伴い
大切な時間という自由も奪われてしまう

それなのに何故、植物を育てたくなったのか?

その理由を言語化するのは難しいけど
おそらく植物の力強い生命力に惹かれ
その美しさに魅了されてしまった可能性や

日々の生活で心が疲れていて
本能的に安らぎを求めて
植物に引き寄せられた可能性がある

そんな心境や感情が入り混じって
植物に魅了されたのかもしれない

直感と衝動と欲望がぶつかって
自宅で植物を育てることになった

✳︎

今回は我が家に2つの植物を
迎え入れたので紹介します


苔玉

一目惚れでした
決して華やかではない暗い風貌に
強い親近感を覚えてしまい
運命的な光を感じさせてくれた
苔には芸術を感じるので好きです
日々、可愛らしさが増してます

ガジュマル

この不器用で無骨な存在感と
鉢からはみ出したいという欲望を感じ
とても愛おしさを感じてしまった
重力に逆らって上へと葉が伸びてく姿に
毎日、元気をもらえてます

✳︎

毎朝、水をあげながら
苔玉とガジュマルを眺めるのが楽しい
そんな1日の始まりが、とても心地良い

植物は日々成長する
とんでもない速度で成長する
気温や気候によって表情も変わる

植物は意思を持って懸命に生きている
とても純粋で素直な成長に感心してしまう

この感覚を《癒し》というのだろうか
とにかく初めての感覚なので新鮮で楽しい

どんな生物だって日々変化する
そして最期には終わりがやってくる
どうせ変化するなら成長して生きたいと
植物を見て思うようになってきてます

そんな風に心に彩りを与えてくれる
植物に感謝の気持ちが芽生えてます


【後記】

なんとなく植物に名前を付けてみた

「こけ丸」      「がじゅ丸」  


(↑ほぼそのまま命名)


いい歳した男が植物に名前をつけるなんて
ヤバい奴だと思われてしまうので
この事は誰にも言わないでほしいです


それではまたCiao!

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