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本当は壁なんてなかったんだ

寝る前に毎日子どもたちと絵本タイムをとっています。
絵本て子ども向けなのですが、実は大人のココロに響くものも多いんですよね。

昨日読んだ絵本がまさにそうだったので、それについて書こうかなと思います。

当たり前に目を向ける

主人公のねずみは、昔から自分たちを囲っている高い壁の向こうはどうなっているんだろうと不思議に思います。

でも周りにいるネコもクマもキツネもライオンもみんな
「壁の向こうは危険だ。」
「昔からある。それを考えるにはもう年をとりすぎている。」
「しりたくもない。そんなこと考えなくていいんだ。」
「壁の向こうは何もない。闇だ。」

と言います。
だれも見ようとしたことも行こうとしたことも無いのに。

でもねずみだけは「何があるんだろう」と知ることを諦めませんでした。

私たちはどうでしょうか。
「あんな風になれたらな」「これが出来たらな」と思うのに、
「今からじゃ遅い」「どうせできない」と思って、自分で高い高い壁を作ってはいないでしょうか。
その先を見ようとしているでしょうか。

私も精神的にも経済的にも自立したいと思っているのに、「でも失敗したらどうしよう」「リスクはとれない」と悶々と過ごしていました。

強み診断を受けたり、安いコミュニティに入ってみたり、その時の自分は行動しているつもりでしたが、実際はリスクのない行動ばかりとっていました。

なかなか踏み出せなかった私が、勇気を振り絞って自己投資して、壁を越えてみるとその先には思っていたような不安や闇はありませんでした。

それどころか、素敵なクライアントさんや起業仲間、コーチに出会えて、新しい学びにもあふれ、想像以上の未来がそこにありました。

本当は壁なんてなかったんだ

1度壁を越えてしまえば、自分が恐れていた不安なんて無かった、もしくは大したリスクではなかったことに気づくことがほとんどです。

アメリカのミシガン大学で行われた研究で、心配事の80%は起こらない、また残りの20%のうち16%は準備していれば対応できるものと言われています。

ここで「じゃあ残り4%は起きるってこと?!」と思うか、「96%は起きないならなんかいける気がする」ととらえるか、どちらの人生が楽しく生きられそうでしょうか。

子どもたちにこの本が言いたいことを説明したくて
「食べたことがないものを食べようとしない」
「やったことがないことは怖くてやらない」
「行ったことがない場所は不安だから行かない」
ということない?と聞いてみました。

特に2人とも超偏食なので、
「前にじゃがりこを見て、食べないと言っていたよね?でも少し食べてみたらどうだった?お気に入りのお菓子になったでしょ。」
「食べてみないとわからない、なんだってやってみないと分からないんだよ」
と言うとなるほどとなんとなく理解してくれた様子でした。

こんな説明をしながら、自分はどうだろうか、「恐れ」や「不安」を感じて挑戦していないことはないだろうかと改めて考えるきっかけになりました。

これを読んでくださっているあなたはどうでしょうか。
見ないようにしていた心の中の壁が無いか一緒に考えてくれたら嬉しいです。

「かべのむこうに なにが ある?」
作: ブリッタ・テッケントラップ 訳: 風木 一人

お子さんにも、ご自分にも響くものがあると思います。


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