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コロナ禍の変化は、コロナ禍が終わったら終わるものではない

先週はマッキンゼー社の作成による「ネクストノーマル」を拝読しました。
売れ筋のビジネス書の為、読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、今回のコロナ禍の変化をよくまとめた一冊だと思いました。非常に多角的な調査結果を踏まえており、学ぶことが多々ありました。
 
今回のコロナ禍を踏まえ、消費者行動や移動手段の変化を捉えたビジネス環境変化、デジタル化やサプライチェーン等のテクノロジー変化、ダイバーシティーや健康マネジメント等の組織・人の変化、その他社会全体の変化等で構成されています。
 
内容が示しているトレンドや基本的に頭に入っているものの、組織・人の変化のところでは、ダイバーシティや健康マネジメントの重要性は、多少本書を通して意識が高くなったかもしれません。
あとは、ビジネスにおけるデジタル活用をもっとスピードアップしないといけないと思いました。
 
ピータードラッカーの著書の中で、戦争等、大きな環境変化にともなう変化は、もとの変化が収まれば収まるものではなく、むしろ変化は本格化するような趣旨のことを書かれていたくだりがありました。
 
今回のコロナ禍にともなって生まれた変化は、コロナが収まれば元に戻るようなものではなく、むしろ本格化する方がいいと思った方がよいでしょう。

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