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Webメディアを運営している企業がインスタグラムに取り組むべき2つの理由

こんにちは!FinTのやましたです。

株式会社FinTのインスタグラムマーケティング事業では、現在、多数の企業様の公式アカウントを運用をしています。扱っているサービスは様々ですが、その中でもWebメディアのインスタグラムアカウントの運用をご相談いただく機会は多く、運用も多数しております。また、FinTは「Sucle」という若年層女性向けWebメディアも持っており、集客チャネルの1つとして、インスタグラムを運用してます。自社メディア運営に加えて、クライアント様のインスタグラムアカウントを複数支援した経験から、Webメディアとインスタグラムの親和性が非常に高いことを発見したため、そちらについて本日は書いていきます!

そもそもなぜWebメディアがインスタグラムを運用するのか

インスタグラムだけに留まらず、すべてのSNSに通じるところかもしれませんが、基本的に企業がSNSアカウントを運用する目的としては、

①サービス / 企業の認知
②売上向上(に直結する指標を向上させる)

があります。

ことWebメディアに関しては、②の中のPV / UU数向上なのではないでしょうか。インスタグラムもそこはあまり変わりません。

ただ、インスタグラムに関しては他SNSとは異なる特徴があります。それは、フォロワー数が1万を超えないうちは、PV / UU数向上の幅がかなり限定されてしまうという点です。

インスタグラムは、フィード投稿にURLを付けても有効化されず、フィード投稿 → Webメディアという導線を作ることができません。1万フォロワーを越えると、ストーリーズ投稿にURLをつけることができ、スワイプアップでWebメディアに直接飛べるようになります。

他にも導線はあり、プロフィール画面にURLを貼り付けることができます。こちらは、1万フォロワーを越えていなくても設置できます。

以上のようにWebメディアがインスタグラムの運用を始めても、なかなかすぐには指標に直結しません。

(少し脱線してしまいますが・・・)これは他のマーケティング施策に関しても同じで、1つのチャネルをオーガニックで運用してすぐに成果がでるというのは、幻想に近いなと個人的には思っています。3ヶ月〜6ヶ月はそのチャネルをしっかりと仮説検証していくという気概がない限り、競合企業との差別化はできません。そのため、そのチャネルが3ヶ月〜6ヶ月の時間をかけても仮説検証する価値があるのか、ちゃんと吟味することをおすすめしています。
*そのサービス・領域がインスタグラムと相性がいいのかどうか、どのようにアカウントを伸ばしていくのかについて、かなり知見が溜まってきておりますので、お気軽にご相談ください!
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簡単には成果が出ない話をしましたが、次はしっかりとインスタグラムでアカウント運用をした先に「どのような成果が得られるのか」を説明します。これからお話する内容は前提として、1万フォロワーを越えてからの話になります。

Webメディアを運営している企業がインスタグラムに取り組むべき2つの理由

①PV数を安定的に確保できるマーケチャネルになる
1万フォロワーを越えるとストーリー投稿でURLを設置できるようになり、直接的にPV / UU数に寄与していきます。弊社が自社運営しているSucleは数十万PVのWebメディアで、インスタグラムからの流入が最大40%ほどありました。幅はありますが、1つのストーリー投稿で50〜300クリックは流入します。

安定して流入数を担保できるチャネルなので、ここ最近は、Googleのアルゴリズム変更等でPV数が減少して困っておられる企業様からのお問い合わせも増えてきています。

②ページ / セッションが高く、1ユニークユーザー当たりの価値が高いユーザーを獲得できるマーケチャネルになる
ただユニークユーザー数を増やす狙いだけの場合は、無理にインスタグラムに挑戦しなくてもいいですが、Webメディアのインスタグラムアカウント運用の良いところは「サービス・アカウントのファンになっている良質なユニークユーザーを増やすことができる」ことです。

通常のWebメディアはSEOや広告経由からのPVがほとんどかと思います。その場合、ユーザーは「知りたい情報を手に入れる」ためにコンテンツを見ていて、情報を手に入れることさえできれば、すぐにそのメディアから立ち去ります。

しかし、インスタグラム経由で入ってきたユーザーはすでにそのアカウントのファンになっており、「そのアカウント(メディア)が発信する情報をもっと知りたい!」という能動的な状態になっています。そうすると、ページ / セッションは検索経由で入ってきたユーザーよりも確実に上がっていきますし、価値の高いユニークユーザーが入ります。

インスタグラムと相性の良い領域

いろいろと説明してきましたが、じゃあ実際にどんなWebメディアがインスタグラムと相性がいいの?と感じられたかと思います。

インスタグラム上の投稿件数や人気のアカウントから考察すると、現時点で以下の領域のWebメディアをお持ちの方はインスタグラムに取り組むことをおすすめします。

- ファッション
- グルメ
- 旅行
- ウエディング
- ライフスタイル
- 美容(ネイル / ヘア / コスメ / スキンケア)
- ダイエット
- インテリア / お部屋コーディネート / 家具
- 恋愛 / 名言系
- 動物
- 車 / バイク

Webメディアのインスタグラムのアカウント運用は、腰を据えてやればやるほど認知・獲得施策を兼ね添えた良いマーケチャネルになっていくと感じています。新たなチャネルを考えていて、かつ以上の領域に当てはまるメディアを運用されている方は挑戦してみてはいかがでしょうか!

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