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一戸信哉の「のへメモ」

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2023年7月の記事一覧

【Midjourney】「多文化理解」をAIでイメージ化できるか?:一戸信哉の「のへメモ」20230724

【Midjourney】「多文化理解」をAIでイメージ化できるか?:一戸信哉の「のへメモ」20230724

私が所属する国際文化学科、「歴史探究コース」を、先日MidjourneyというAIツールを使ってイメージ化してみました。

今回はその続き、「多文化理解コース」にチャレンジします。多文化理解コースは、文化人類学、哲学・倫理学、宗教学などの教員が授業を担当し、アジア文化、ヨーロッパ文化、地域文化といった科目、あるいは、ドイツ語文化圏研究、フランス語文化圏研究、イスラーム文化圏研究といった科目があり、

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【Midjourney】「歴史探究コース」をAIでイメージ化:一戸信哉の「のへメモ」20230715

【Midjourney】「歴史探究コース」をAIでイメージ化:一戸信哉の「のへメモ」20230715

私が所属する国際文化学科の「歴史探究コース」を、MidjourneyというAIツールを使ってイメージ化してみました。

まずChatGPTのPhotoreallisticというプラグインを利用して、以下のような科目を開設している歴史探究コースという大学のコースを、紹介するプロンプトを書くように依頼します。

その結果できたプロンプトを、少し調整しながらMidjourneyへ。ちなみにこんなプロンプ

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台湾に医療・教育・宣教をもたらしたカナダ人マッケイ/馬偕:一戸信哉の「のへメモ」20230712

台湾に医療・教育・宣教をもたらしたカナダ人マッケイ/馬偕:一戸信哉の「のへメモ」20230712

(淡水禮拜堂古蹟 Photo by 張雅倫)

先日長老派の宣教師マックスウェルのことを書きましたが、調べはじめたときに、途中で混同してしまっていたのが、もう一人台湾に渡った宣教師ジョージ・L・マッケイでした。

台湾北部の淡水には、「馬偕街」という通りがあります。この通りの名前は、カナダ出身の宣教師ジョージ・L・マッケイ(馬偕博士)から取られています。マッケイは、カナダの長老教会が初めて海外に派

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時事力/N検合格は就職に有利?:一戸信哉の「のへメモ」20230708

時事力/N検合格は就職に有利?:一戸信哉の「のへメモ」20230708

今週7/7の放送では、私が担当する「時事問題研究」がテーマで、この科目で学生たちが受験する試験「N検」こと「ニュース時事能力検定」のことを話題にしました。聞いていただいた皆さん、ありがとうございました。

この科目は2020年度から開講して今年は4年目。当初はコロナ禍で試験実施も難しい状況がありましたが、ようやく軌道に乗ってきた科目です。

「ニュース時事能力検定」については、TBSラジオのSes

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台南を拠点に「医療伝道」を行ったジェームズ・マックスウェル/馬雅各:一戸信哉の「のへメモ」20230705

台南を拠点に「医療伝道」を行ったジェームズ・マックスウェル/馬雅各:一戸信哉の「のへメモ」20230705

2月の台湾での集中講義で、学生たちと高雄を訪ねたときの話、そろそろ「こぼれ話」のような内容も書いていきたいと思います。

日本時代の痕跡を多く見つけていく中で、旗後砲台という場所に立ち寄りました。ここは訪問先の戦争と和平記念公園主題館(日本兵・軍属として戦った台湾の人々の労苦を展示する記念館)の近くにあり「インスタ映え」スポットになっているというのを、学生たちが見つけたので立ち寄りました。

「砲

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