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【旅行記】サバティカル英仏ツアー【6日目フランス②】

ステキなロンドン旅行エッセイ記事を見つけました。
長いですが堅苦しい話は最小限で、ロンドンを回る祖母と孫の話。こんな記事を読んでないで下のリンク飛んでください。
プロの作家さんが書いているので文章がきれい。こんな文章を書けるのがうらやましい。いかん、自己肯定感が低い。

と、いうことで(?)英仏旅行記6日目の生地です。
パリの観光地一気見ツアーです。


■エッフェル塔

連日早起きが続いていたのでこの日は少しゆっくり目に起きて、昨日は時間が合わず断念した朝食ブッフェに向かう。
と、ここでプチハプニング。

ブッフェ受付に部屋番号を伝えるが、リストにないと言って入れてもらえない。少しだけ食い下がると、ホテルの受付に聞いてくれとのこと。
間違いなく朝食付きの予約だと(同僚(ルビは「かみ」)が)伝えると、少しの確認でアッサリOKが出た。謝罪の言葉があったか定かではないが、まあ口論する体力も度胸もなかったのでとりあえず、飯が食えることに感謝。

ここはアメリカンなブレックファストだったが、パンがかなり種類があり、そのあたりはパリっぽいのか?と思った。
定番のベーコンと水っぽいスクランブルエッグとパンにシリアルを付けて朝食にする。

完全な余談だけど、僕は乳糖不耐症で牛乳など乳糖を含むものを食べるとおなかが痛くなってしまう。
なのでシリアルにはヨーグルトをかけます。

朝食を終えてしばらくゆったりした後、出発してRERに乗る。
今回の旅で初めて乗るRER。要するに地下鉄でなく、地上を走る電車。まあなんということもない。チケットがなぜかエラーで通れないなどプチハプニングその2などもありながらベッタベタ観光地エッフェル塔へ。

ドーン。逆光。

エッフェル塔がどーん。と現れたが、逆光側だった。でもすごくきれいな塔だ。
東京タワーは赤いし、たぶんスカイツリーは白い。
エッフェル塔はブラウン。
パリ万博の際に作られたらしいし、間違いなく町のシンボルとして作るものをブラウンに塗るなんて、我々とのセンスの違いが出ている。

この日も晴れてくれてウレシイ!

やたら露天商のような、しこたまミニエッフェルフィギュアを持ち歩いている兄ちゃんがそこかしこにいて、観光地っぽいなと思う。
ぼったくられそう、というのは偏見です。

塔に登るのはチケットがいるが、昨日の夜調べたら、ほとんど売り切れていたので外から見るだけ。
階段で登るチケットはあったが、時間も体力も使い切ってしまうのでやめておいた。

そこからイエナ橋を渡ってシャイヨー宮のほうへ。
入りはしないがそこから再びエッフェル塔を眺めるのが割と景色が良くてオススメ。

まあ当然逆光よね
シャイヨー宮手前のトロカデロ庭園横に花見会場?。ジャパニーズフェスティバル体験ランドのようなもの。よくわからん。

■凱旋門

さらなるベッタベタ観光地凱旋門へGO。
クレベール大通りを15-20分歩くとそれが出てくる。
でか!思ったよりデカ!

水曜どうでしょうで見たやつだ!というのが一番初めの感想。
情緒も何もあったもんじゃないですね。

べたうんちく足しておくと
ナポレオンの指示で凱旋門を作れと言われ、初めに作ったのはこちらのエトワール凱旋門ではなく、ルーブル宮(ルーブル美術館)にあるカルーゼル凱旋門だった。
カルーゼル凱旋門が思ったより小さかったので、ナポレオンはもっと大きいものを!と再度作らせたのが、このエトワール凱旋門だそうだ。

ここも登れるけどチケット取れなかったので断念。
行っておくけど、1日前にチケットとろうとした計画性の甘さゆえの事態であり、たぶん事前にチケットを手配していればこんなことにならなかったと思う。

■ノートルダム大聖堂

凱旋門を後にしてシャンゼリゼ通りをしばらく歩いてみて、地下鉄に乗る。
そしてシテ島へ渡る。
パリの始まりの地と言われるシテ島。
市民を表すcitizenも元は「シテ島に住む人々」を読んだ語が語源になっているとかなんとか。

ここで有名なのはノートルダム大聖堂もとい「われらが貴婦人」大聖堂、転じて「聖母マリア」大聖堂ですな。

2019年に半分が焼失してしまったこの大聖堂。
今も復旧作業中で中に入ることはできない。

手前側はなんとか焼失を免れた。奥川はほとんど焼失してしまったようだ。
シャルルマーニュの銅像もそばにある

焼失によって、新たな学術的発見があったとかで悪い面だけでもないようです。

■セーヌ川ぞいに散歩~ルーブル

シテ島はまあそんな感じにしておいて、最古の新橋ポンヌフを眺めながらセーヌ川沿いを散歩する。
ルーブル美術館までお散歩。
この日のメインイベントはルーブル美術館だからだ。

ポン:新しい、ヌフ:橋でポンヌフ。現存する橋で一番古いものだとか
川沿いには露天商が何やら絵や写真を売っている。

てくてく歩くと見えてきたのがルーブル美術館!

デカい!何もかもデカい!さして大きな町でもないのに大きな建造物がホイホイあるのは時空が歪んでいないと説明がつかない。

中庭に入るとすでに美しい彫刻の施された広場になっており、これが広い!
こんな非効率な大きさの中庭あったのか、ってくらい広い。向かい側に行くのが大変。

あのピラミッド!

時間指定チケットを購入していたので、時間まで少しゆっくりする。
中庭を一通り楽しみながら、時間を待つ。
ピラミッドより入場するのは混雑するので、地下ショッピングモール「カルーゼルデュルーブル」より入場する。(ちょっと迷ったけど)

■ルーブル美術館入場

ここでもう一度中野京子さんの著作を紹介します。ファンなので。

とても良い内容でした。臨場感たっぷりに解説していただける最高の本。
(2016年出版のものを中古で買ったので、付属している館内図の絵画の位置が少し現在と異なっているのがちょっと残念!)
巻末解説の表現がぴったりだったので引用します。

「ちょっとハイテンションで、勢い余るところもあるけれども、魅力的な作品解説しっかりと支えられている名画案内」

「はじめてのルーヴル」中野京子著(保坂健二朗氏による巻末解説)より引用

余談ですが、すっかりファンになってしまったので今追加で中野京子さんの本を2冊買いました。

↑おそらく代表作?の「怖い絵」

↑京都でやっていたルーヴル展のギフトショップで売っていたので反射的に買った本。

そして!いよいよ入場!

映画ダヴィンチコードで見たやつ!
たのもう!

ちなみにオーディオガイドは任天堂謹製3DSを貸し出して使うといったもの。日本語ガイドもあるらしく、借りようとすると、「すでに予約チケットでいっぱいだ」とのこと。これも準備不足ですな。。

気を取り直してGO。

・ミロのヴィーナス

Getbackersでみた!となってしまう漫画脳の僕

・サモトラケのニケ

ナイキだ!となる俗っぽい僕。


建物の装飾自体が美しい。ドノン翼2階の絵画コーナー。

・岩窟の聖母 レオナルドダヴィンチ

ダヴィンチの作品には人がいっぱいいる。

・モナリザ レオナルドダヴィンチ

やはり目玉は人だかり。人のアタマが無数にある。
スタッフが上手にはけさせるので、割とすんなり見れた。

・ナポレオンの戴冠式 ダヴィッド

デカい!すごい!

・聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ(美しき女庭師) ラファエロ

意外と見ている人が少なかった。語彙が少なくて感動が説明できない!

ほかにも
・マリードメディシスの生涯 ルーベンス
・カナの婚礼 ヴェロネーゼ
・アヴィニヨンのピエタ アンゲラン・カルトン
・パリ高等法院のキリスト磔刑 作者不明
などなどたくさんの絵画を鑑賞できました!
民衆を導く自由の女神(ドラクロワ)も観たかったけど改修?で見れなかったのが残念。。

いっぱい見ようと駆け足で巡ったので、ゆっくり鑑賞できる機会がまたあればなーと思うのですが、それはいつ来るのやら。

かなり歩きまわって昼ご飯もあまり食べてなかったので、スタバで軽食を食べる。
なんだか胃腸も疲れてきたみたいで、サンドイッチを食べているうちにお腹いっぱいになってしまった。

■コンコルド広場から見る凱旋門

少し中途半端な時間になってしまったので、コンコルド広場をちらっと見に行く。
い、色とりどりの幕が張られている。ラグビーワールドカップのパブリックビューイングとかのイベント会場なのだろう。

ら、ラグビー一色や、、

振り返ればシャンゼリゼ通りと凱旋門が遠くに見える。

なにやら感慨深い。

何となく一通り回り切った達成感みたいなものが生まれて本日はこれで終了。

特筆すべきことでもないですが、最後の食事はあまり気張ったものを食べる気力がなかったので、健康食系にしました。

ワインとコーラは見逃して
ストロングソイソース

良ーし次はこの旅行最後の記事!
と言っても移動日なので内容薄くなるかもね!

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