ブレーキ(減速)する時の3つのポイント
皆さん、こんにちは。
社会人ラグビーチームと大学野球1部リーグのチームでコンディショニングコーチをしている寺田です。
週1回の頻度でスポーツをする親御さん向けに記事を書いていっています。
今日は前回の続きという事で
・ブレーキ(減速)が何故大切か?
・3つのポイント
について書いていきたいと思います。
そもそも何故ブレーキが大切なのか?
前回の記事でも少し書きましたが、
良い車には素晴らしい加速の機能(アクセル)と減速の機能(ブレーキ)がついているからこそ、
スピードを保ちながら街の中やクネクネ道を走る事ができます。
これはスポーツをしている選手でも同じです。
例えば私はラグビーチームで働いていますが、
試合や練習ではボールを持っている相手にタックルをして相手とボールを止めるのが醍醐味の一つです。
その時、相手も動いているのでこちらも動きながらタックルをしないといけませんが、
自分がタックルにいける間合いで、身体を低くして当たらないといけません。
しかし、うまくブレーキがかけられないと相手にタックルができず抜かれてしまったり、
タイミングや間合いが合わずに悪い姿勢でタックルをしてしまう事もあります。。。
悪い姿勢になるとケガをしてしまう可能性は良い姿勢の時よりも大きくなったりしますし、
力も伝わらないので効果的なタックルで無くなったりもします。
ここまでで、スポーツにブレーキが必要な事は分かっていただけたと思うので、ここからは3つのポイントについて書いていきたいと思います。
ブレーキ(減速)のポイント: その1
ポイントの1つ目は
『だんだんと低くなる事』
低くなることで重心が下がるので、スピードを落としやすくなります。
しかし、低くなりすぎると次の動きを起こせなくもなります。。。
人によって差はありますが、中腰ぐらいの高さまで低くなると次への動きにも対処しやすいのでは無いかと思います。
ブレーキ(減速)のポイント: その2
ポイントの2つ目は
『細かく速く地面を踏む』
大きな歩幅で地面を踏みながら止まると、
止まる為の1歩毎に大きな負荷がかかり、
スピードが速い時ほど怪我に繋がったりします。。。
また、大きな歩幅だと相手の動きに対応できない事もあるので、
細かく速く地面を踏む事によって止まった後、減速した後の動きに繋がりやすくなります。
ブレーキ(減速)のポイント: その3
『カカトから足をつく』
ダッシュする時はつま先で地面を蹴るのとは反対に、
止まる時はカカトから地面に足をつきます。
そうする事によって足首が不安定な状態で足をつく事を防ぎ、
効果的に止まると事ができます。
もちろん、ただカカトからつけば良いというのでは無く、
これまで紹介した『低くなる』『細かく速く地面を踏む』事も同時にすると、
しっかり減速した後に次に向かって動く事もできます。
まとめ
スピードアップよりも比較的習得しやすいブレーキ(減速)の方法。
今回紹介したポイントを意識して、
ぜひ練習してみて下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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編集後記:
今年に入ってシャンプーが泡立たなくなってきました。。。
汗をかいてる夏だけかな?と思っていたのですが、寒くなっても泡立たないので、
着実におじさん化してるんだなぁと悲しくなります。。。
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