Keitaro SHOJI|庄司 啓太郎

株式会社スタディスト 取締役 副社長 / コンサルティング部 部長。クラウド型マニュア…

Keitaro SHOJI|庄司 啓太郎

株式会社スタディスト 取締役 副社長 / コンサルティング部 部長。クラウド型マニュアルサービス「Teachme Biz」の提供を通じて、企業の生産性向上に貢献できればと思っております。

最近の記事

業務可視化のプロが、自社の業務を可視化してみた話

かれこれ2年ぶりの投稿になります。 前回の投稿以降、主にコンサルティング部の立ち上げに注力してきました。おかげさまで業務も人員も順調に拡大し、この23年9月より「リーンソリューション事業部」に名前を変えて、さらに進化を加速させていく段階にあります。(詳細な経緯はこちら) また、同じく9月には日経BP社より「結果が出る仕事のムダ取り ~確実に生産性が上がる実践法 リーンオペレーション~」を出版する機会をいただきました。 リーンオペレーションって?「リーンオペレーション」と

    • 「思考のクセ」は、なかなか簡単には直せないという話

      先日、こちらの「DXの思考法」という書籍を読みました。 冒頭、第1章にこんなことが書いてあります。 デジタル化だ、DXだ、人工知能だ、といわれても、技術からシステム、経営に至るまで、あまりにも数多くの事柄と関わっていて、また、技術のトレンドも次から次へと変化していってしまうので、その全体をどうイメージして、何から手をつけて良いかわからない、という実感を持っている人も多いのではないか。 まさにまさに。どこから、何から、どうやって手をつけてよいかわからない。そんな状態だと思

      • 「時短の科学」の内藤先生に講演をしていただいた話

        昨日「時短の科学」の著者である内藤耕(ないとう・こう)先生に、社内向けにご講演いただきました。 もともと当社の多くのメンバーがこの書籍を読んでいましたが、様々なご縁が重なり直接お話をさせていただく機会を得て、今回の運びとなりました。 「生産性を向上させる」 このフレーズ自体は世の中で叫ばれて久しいものですが、実態は劇的に変わったとはいい難い状態がまだまだあります。その現状を打破すべく「科学的」なアプローチで生産性を高めるための考え方や事例を、たっぷりとお話をいただきまし

        • 人と信号機と自動運転の話

          近所の小さな交差点に、信号機が設置されました。 もともと交差点自体がなかった場所に道路が整備され、信号機に「工事中」というオレンジ色のカバーがかかっていた時期をしばらく経て、ようやく信号が点灯するようになりました。 カバーがかかっている間はちょっと不安になるのでソロソロと通過していましたが、信号が点灯するようになると「すすめ」「とまれ」に迷うことはなくなり、スムーズに走れるようになりました。 が、 皮肉なことに以前よりも「自転車とぶつかりそうになった」みたいなヒヤリと

        業務可視化のプロが、自社の業務を可視化してみた話

          セルフレジを数えてみた話

          身の回りをあらためて見てみると、顧客自身が精算・支払いを行う機会が(機械が)増えてきています。 ガソリンスタンドもすっかりセルフ式が大半を占めていますし、ビジネスホテルのチェックイン時の精算もここ数年で一気に機械化が進んだ気がします。 中でも一番身近なスーパーマーケットのセルフレジは、当初は物珍しさもありましたが、今ではどこのスーパーにも当たり前に導入されています。 え?セルフレジめっちゃ増えてる近所のスーパーも、セルフレジを増やし逆に有人レジを減らすような改装がいつの

          セルフレジを数えてみた話

          教えないスキルの話

          私は、野球派です。 中学・高校と野球部で過ごし、ふたりの息子たちもそれぞれ少年野球や野球部に属し、休みの日にはDAZNで野球中継をついつい見てしまいます。 サッカーについては、人並み程度にチーム名や有名選手を知っている程度で”3-5-2"やら"4-3-3"みたいなフォーメーション論を語るほどの知識はないので、つい「そんなダブルプレーありえんやろ」と脳内変換してしまいます。 そんな私ですが、おそらく人生で初めてサッカーに関する本を買いました。 著者の佐伯夕利子さんは、若

          教えないスキルの話

          Concur導入の説明会がなかった(いい意味で)の話

          先日、経費精算システムのConcur(コンカー)を全社導入しました。 もともと、どうやって経費精算してた?当社の経費精算のしくみを思い起こしてみますと、まだまだ人数が少ないころは「Excelの書式に記入して提出」という”手作り期”がありました。 その後、メンバー増加と業務量増加に伴って手作り期をを脱し、 ・精算頻度の高い人(例:営業・CS等):経費精算システム → 全社の40% ・精算頻度の低い人(例:開発等):自社簡易システム →全社の60% という”組み合わせ期”が、

          Concur導入の説明会がなかった(いい意味で)の話

          note はじめます

          はじめまして。株式会社スタディストの庄司啓太郎と言います。 2010年3月19日(「さーいくぞ」の大安吉日)に創業したスタディストも、おかげさまで12期目に入り従業員も約120名ほどになりました。 そして、当社の主力サービスであるクラウド型マニュアル作成・共有のプラットフォーム「Teachme Biz」も、様々な業種・業界・規模のお客様にご活用いただいておりますが、各社での「生産性向上」や「業務改善」にさらに貢献できないかと考える毎日です。 私自身の役割も、営業部、カス