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小学生のときに影響を受けた本。

おはようございます。

パラスポーツを応援する大学生の萩原圭太です。今日は(も)じめじめとした雨模様の札幌となっています。

さて。

昨日から7月に入ったということで、昨日の投稿では7月に関する思い出話を書きました。その投稿を書いている途中に「そういえばそうだった」と思い出したことがあり、今日はその話を広げていこうと思います。

昨日の投稿で触れたのは、中学生の頃に触れた言葉が響いたよという話でした。今日はもうちょっと遡って、小学生の頃に読んだ本の中で影響を受けた一冊を紹介しようと思います。

それが、長谷部誠さんの『心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣』です。

この本は、多くの方に読まれた本だと思いますし、発行部数も凄い数になっていて有名な本だと思います。2011年の3月に発売された本です。9年前と考えると、だいぶ前のように感じますね。読んだのはこの年の夏だったかなと思うので、小学校6年生のときに読んだはずです。

今日この本について書こうと思って振り返っていたら、スポナビでちょうど「心を整える。」の連載で今年の4月末から5月頭に10本の記事投稿がありました。

スポナビのアプリをインストールすれば読めるみたいなので、気になる方は読んでみていただければと思います。


当時、本を読んでいて一番印象に残った部分と改めて連載を読んでみて一番印象に残った部分が一緒でした。それくらい今もその部分が自分の心に強く響いたんだなと思います。

これが昨日の投稿の話にも繋がってくる内容です。少し説明すると2010年の南アフリカW杯でPK戦までもつれ込んだパラグアイ戦で、敗退が決定した直後の写真があります。その写真で周りの選手が悔しそうな表情をしている中、長谷部選手だけすっきりした表情で立ち上がってGKのほうに歩いているという写真です。

長谷部選手は本の中で、当時の心情に一番近かったかもしれないのは「負けを想定していたから」との答えでした。長谷部選手は普段から常に「最悪の状況」を想定しておく習慣があるそうです。

あとづけになるかもしれないけれど、みんなが全力を出してやった結果だから、どういう終わりになろうとも悔いはないと捉えていたのかもしれないと思うと言っています。


改めてこうやって9年前に自分が読んだ本を振り返ってみて昨日の投稿の内容とも照らし合わせてみると、重なる部分があるなと感じていて、こういった心の準備の仕方、整え方は長谷部選手の影響を受けているのかもしれないと感じました。

本にも書かれていたし自分もそうですが、「負けるかもしれない・失敗するかもしれない」と決して弱気になっているのではなく、何が起きてもそれを受け止める覚悟があるという「決心を固める」という意味が強いからです。

小学校6年生のときに読んだ本が今でもこうして考え方が残っているのは、長谷部選手の考え方が子供ながらに自分には合っていたというか、心に刺さるものが合ったんだと思います。だから僕は高校まで野球を続けてきて、冷静にいられた部分が大きかったんだなと感じました。(当時の読書感想文でも書いたなぁ)

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