■アメリカ留学中のお話〜Part 6〜

テコンドーを始めて2か月程経った頃だっただろうか、昇級試験を受ける事になった。これまで武道を経験した事のない私にとってそれは"未知"のものだった。

試験としては、基本的な蹴り、型の披露、板割り、韓国語(テコンドー用語) のテスト(だったと思う…)。

試験日が発表されると、基本動作の確認、型を何度も繰り返し、身体に叩きこんだ。型に関しては、部屋に帰ってからも繰り返した。型の大切さは、英語を通して痛いほど理解している。

筋肉痛もなんのその。試験を心配するより、ひたすら繰り返した。自主練に励んだ。

そして迎えたドキドキの昇級試験。

正直、緊張し過ぎて全く内容を覚えていない…。

必死のパッチ。

蹴りの姿勢やフォームはまだまだだと自分自身感じたが、型についてはスムーズにいった。テコンドー用語もひたすら口ずさんでいたので、問題なかった。

試験結果はその日中に出た…。

腰の帯の色は白色から、"黄色"に変わった。

仲間が合格を祝ってくれた。

また鍛錬に励まないと…。(英語もね)

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