自家製チーズケーキ(クリームチーズを使わない版)

私は、簡単なお菓子も、自分で焼いたりします。

最近作ってちょっとマイブームになっているお菓子は、

チーズケーキです。


チーズケーキは、前から一度作ってみたいなと思っていました。

それで、チーズケーキのレシピを調べてみると、チーズケーキを作るにはクリームチーズがいるんですね。

で、チーズケーキを作りたければレシピにあるクリームチーズを買ってきて材料を揃えればいいのですが。

私的には、ちょっと嫌なんです。

何が嫌かって?

それは、クリームチーズはスーパーに行くと売っていますが、クリームチーズの品質表示を見るといろいろ入っているじゃないですか。

私は出来るだけナチュラルなものの方が好きなので、買う気にはならないんですね。そういうところから、チーズケーキは作ってみたいと思いつつ、実際に作るには今ひとつ気が進まなかったのです。

ところが、お豆腐を使ったチーズケーキのレシピを発見したんです。お豆腐を使ったハンバーグとかありますよね。お豆腐を使うことで、ヘルシーにもなるというアレです。その流れで、チーズケーキも、お豆腐を使ってできるということで、これならいいかも、と思いました。

レシピを見ると、

お豆腐
たまご
お砂糖(甜菜糖)
ヨーグルト
小麦粉に、

粉チーズにレモン汁やバニラエッセンス


レモン汁は、私の普段のお料理のレパートリーからすると、それ以外にはあまり使う機会がありません。

そうなると、わざわざチーズケーキを作るためだけにレモン汁を揃えるというのはあまり気が進まないのです。


どうしてかというと、まあチーズケーキをヘビロテしてそれに伴ってレモン汁もコンスタントに使っていき使い切るというのであれば良いのですが、そうでもない場合、一度レモン汁を使って、後はしばらく冷蔵庫の中で保管…となると、その分鮮度も落ちてくるだろうし、下手をするとそのまま冷蔵庫の中で眠ったままになるということになりかねません。

どうしてもレモン汁を使いたいというのであれば別なのでしょうけども。


そんなふうに、普段のレパートリーの中で、そんなに使用頻度がないか極端に低い場合、せっかく揃えても冷蔵庫の中で眠ったままになるというのであれば、どうしてもレモン汁でなきとも、他の柑橘系のものの搾り汁を搾って加えても良いわけです(合えばの話しですけどね)。

そうすると、香りや風味も変わって、かえってオリジナリティモデルというものです。


そういうわけで、試しにという感じで冷蔵庫にあるもので、チーズケーキを作ってみました。


冷蔵庫にあった材料は、

お豆腐たまごお砂糖(甜菜糖)ヨーグルト小麦粉


ほぼほぼ、チーズケーキを構成する要素のメイン部分はカバーしているようです(たぶんこの材料で、いったいどのような味になるのか…さっそく作ってみました。


参考にしたレシピはこちらです
https://cookpad.com/recipe/4517365





結果、、、


ありでした。

言葉で表すと、チーズケーキの三歩手前という感じでしょうか。


これだけの材料でも、まあチーズケーキと呼べるかどうかは別として、

自分でちょっとお菓子を作って、おやつの時間とか食後のデザートに食べるには、十分スイーツとして食べることができる範囲です。


チーズケーキの味を構成する要素の一つである酸味は、ヨーグルトでまあまあ出ていました(個人の感覚ですが

これに、粉チーズを入れることで、しっとり感や、チーズ感(発酵した乳製品のテイスト)が加わることで、チーズケーキの味になっていくんだと思います。


とにかく、

お豆腐
たまご
お砂糖(甜菜糖)
ヨーグルト
小麦粉


これだけの材料でも、適度な作った感も得ることができて、いつもとはちょっと違うテイストのお菓子を作って味わうことができるという、全体的に満足感のあるレパートリーになりました。






お菓子を作ることで、作る楽しみや、それを食べて味わう喜びというのもちろんあるのですが、


それとは別に、もう一つ、私が感じるお菓子をつくることの喜びがあるんです。

例えば、


オーブンを余熱する段階から、その前にお菓子を焼いたときのバターや小麦粉の良い香りがオーブンに付いていて、オーブンが熱せられることによってその良い香りが漂ってくる。


そして、お菓子をオーブンに入れて、後は焼き上がるまで待っているのだけれども、その間も火が入ってくるにつれて、バニラエッセンスや小麦粉の香ばしい香りがミックスされてオーブンから部屋中に充満してきて、お部屋中がなんとも言えない幸せな香りに包まれる。

そしてお菓子が焼き上がった後も、その部屋に充満したお菓子を焼いた香りが残っていて、ふとした瞬間にその良い香りが鼻先から香ってきて、幸せな気分になる。

こんなふうに、お菓子を焼くときから、焼いている最中、そして焼いた後まで、香ばしくて甘い香りが香っているというのは、お菓子作りの副産物というのでしょうか。


お菓子を作って食べる喜びと、その過程で出る、香ばしくて甘いいい香りが一日中お部屋に残って、その香りを嗅ぐたびに幸せな気分に浸ることができる、なんとも幸福なことなのです。




つづく

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