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”昆布の勉強会”(株)四十物昆布

昨年末、(株)四十物《アイモノ》昆布さんの勉強会に参加しました。
富山県の会社で、この日は”羅臼昆布”の話を主に伺いました。
北海道の昆布が富山県に運ばれたのは、「北前船の港が富山湾に多く点在していたから」 という話に、金沢の友人宅を訪ねた時の”金石港”の案内看板を思い出しました。

参考記事を載せました。

年末は仕事が忙しく、年明けの1日に”おせち料理”を作り始めました。
<昆布だし>の味比べもしたい と思っていたので、利尻昆布・羅臼昆布・真昆布そして昆布巻き(煮昆布)用に、棹前昆布を買っていました。
あと日高昆布が昆布煮”に加工され、愛知県ではよく売れています。
磯の香りが強い気がして私は”だし汁”には利用しないので、今回は買いませんでした。

<3種の昆布だし、味比べ>

同じ条件でだし汁をとりました。色は見分けがつきません。

条件:水分量に対して1%の重量の昆布を用意、30分浸し10分たって煮立つように火加減を調節、昆布をひき上げ瓶に入れてみました。

私の感想:いつも使っている真昆布(関西出身の私は、真昆布をよく使います)は上品な香りとうま味が特徴で、今回初めての羅臼昆布は風味もうま味も真昆布より強いと思いました。クセはないのでおいしく感じました。価格は高めなので、分量を減らしてもよさそう。
利尻昆布はスッキリしたうま味、お吸い物に向いているかな と思いました。
羅臼昆布のだし汁で<お雑煮>を作り、真昆布のだし汁で<煮物>を作り、利尻昆布のだし汁は翌日の汁物用に冷蔵しました。

おせち料理ができ上ってきた頃に、ニュースで地震のことを知ってびっくりし、この会社は大丈夫かしら? お正月を祝うどころか、避難を余儀なくされた方々は…… 言葉が見つかりません。
お雑煮やおせち料理の写真は、改めて載せます。


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