20230930_政治力に必要な力について考えたこと_使える!ギリシャ神話_紹介と感想18
はじめに
こんにちは、Keiです。
今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。
参考書
この度、参考にした本は
『使える!ギリシャ神話』齋藤孝
です。
内容と感想
前回の記事では"人を育てる妙薬は「期待し続ける力」にあり"の部分を読んで感じたことを書きました。
今回の記事では"交渉を有利に進める究極の「政治力」を身につけよ"の部分を読んで感じた事を書いていきます。
内容
政治力を活用時は
・物事の本質を捉える
・敢えて迂回する
・相手より優位になるように立ち回る(相手を追い込み弱らせる)
・最後まで気を抜かずにとどめを刺す
という流れを意識すべき。
政治力のスタートは物事の真芯をつかむこと。クリアに真芯を捉えることができる人の下に政治力は集まってくる。志や勢い、能力だけでは物事は達成できない。自分に政治力が無い場合は政治力がある人を味方につけると良い。
感想
ヘラとゼウスとのやり取りからポイントを抑え具体的に政治力を活用している部分の解説があり、わかりやすかったです。
まずは"物事の本質を捉える"という点は覚えておくべきだと思いました。政治力はつけるものではなく、本質(真芯)をつかむことで集まってくるという考え方は意識できると良いと思いました。本質を捉える力は、政治力以外にもコミュニケーション能力、読解力などあらゆる応用力の根本になると思います。どんな出来事に対しても"本質的な事は何か?"を考えながら生活し、本質を捉える力を伸ばしていけると良いと感じました。本質を捉えるためには、思考力、観察力や分析力が必要になると思います。私もそれぞれの能力を伸ばしながら、本質を捉える力を伸ばしていきたいと思いました。
敢えて迂回するということが政治力には必要という点も覚えておくべきだと思いました。私は直線的なので、敢えて迂回することは難易度が高く感じます。また、直接言うことよりも、直接言わずに相手に気づかせることの方が難しい気がします。しかし、直接言わずに相手の動きを様子見したり、相手に気づかせる事も必要だと思います。相手の動きを様子見してその結果に応じて自分の動きを考えながら変えることで、対応力も上げる事ができると思います。速さとの問題も絡むと思います。待つことが許される場合は、敢えて迂回するということも考えて行動できると良いと思いました。
自分を相手より有利になるように立ち回るには、相手の視点に立って考える事も必要だと思います。自分がこうした場合、相手はどう考えて何をするか、などを考える必要があると思います。短い時間で考えることができるほど、交渉の場などで有利な結果を得る事ができると思います。相手の立場で考える事も難しいことだと思いますが、まずは大きな流れ(長い期間)で自分が行動した結果の1パターンを考えるようにしたいと思います。相手の視点での思考に慣らしていきながら、徐々に自分の行動を複数にした場合や、自分のセリフなど小さな流れ(短い期間)で考えることができるようになると良いと思います。個人的にもまだまだなので、相手の視点で考える力も伸ばしていきたいと思いました。
相手の視点で考える事は、政治力だけでなく有効な人間関係を築いたり、保つためにも必要な力だと思います。自分が大切にしたいと感じた関係を崩さないためにも伸ばしていきたいと思いました。
最後まで気を抜かないという部分はどんなことにも通じるものだと思います。途中まで上手くいったとしても、調子に乗らないという点は重要だと思います。また、物事には予想していなかった失敗とある程度考えられる失敗があると思います。事前に考えて防ぐことができる失敗は減らしておくべきだと思いました。
自分に政治力が無い場合は、政治力がある人を味方につけるという点も大事だと思います。所属する集団ごとに自分の立場も異なると思います。政治力は自分の立場によって大きく変わる力だと思います。集団内での自分の立場や相手の立場などを考え、自分より適した人がいる場合は任せる事も必要だと思いました。
最後に
本質を捉える力、敢えて迂回する能力、相手視点で考える力、最後まで気を抜かないという力は政治力だけに留まらずどんなことにも応用できる力だと思います。逆に捉えると、重要な力を組み合わせた結果がその人の政治力になると見ることもできると思います。このような力は有効な人間関係の維持や自分のやりたい事を実現することにも繋がると思います。
政治力の各要素を伸ばすことで、人として成長しながら満足度の高い人生を送っていきましょう!
どなたかの参考になれば幸いです。
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