超簡単!「お客様視点で」文章を書く方法


主語を「あなた」にすれば、自然とお客様視点の文章になります

たとえばあなたが子どもの運動会を撮影するためのビデオカメラを探していたら、どちらの説明文に惹かれますか?

A:最新技術搭載のハイスペックモデル!
B:遠くで走るお子さんの姿もクッキリ撮影でき、一生ものの記念になります。

親の興味を引くのはBではないでしょうか。

実はAは主語が「私」、Bは「あなた」なんです。

A:(「私が」売っているのは)最新技術搭載のハイスペックモデル!
B:(このカメラを買えば「あなたは」)遠くで走るお子さんの姿もクッキリ撮影でき、一生ものの記念になります。

Aは「私」を主語に、言いたいことを言っているだけ。

一方Bは、「あなた」を主語にして、「あなたにとってどんな良いことがあるか」を伝えています。

世の中を見渡すと、自分が主語となり「私が、私が!」とアピールしている広告やキャッチコピーはよくあります。

代表的なのが「こだわり」という表現。

こだわりとは、いわば「自分がこんなにがんばってやっています」というアピールです。

競合もみんな「こだわり」を連発するのだから、お客様から見れば全部同じに見えます。

うちの近所だけで、こだわりのパン屋がいくつあるのやら(笑)。

とはいえ「こだわり」を使用してはいけないのではなく、もう一歩踏み込んで、「あなた」(つまりお客様)を主語にした表現にしてみましょう。

そのためには、「だから?」とツッコミを入れていくといいです。

例)

(「私が」経営しているのは)天然酵母にこだわったパン屋

↓「だから?」

自然な甘みが口いっぱいに広がり、(「あなた」は)朝ごはんに食べると一日のスタートを気持ちよく切れる

広告・集客の文章の基本は

自分が「書きたいこと」を書くな!

お客様が「知りたいこと」を書け!

です。

さっそく、ご自身のキャッチコピーや告知文を見直してみましょう!

告知文やキャッチコピーの書き方は、こちらのテキストでさらに詳しく解説しています。

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