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【値付け問題】簡単な仕事は安くてもいい?

バッグのお直しをお願いしたら、600円程度でした。
お店に払ったのがこの金額だから、職人さんに入るのは数百円かもしれません。
 
大きな外付けポケットの真ん中を縦15センチくらい縫ってもらい半分にする作業なので、プロにとってはそんなに難しい仕事ではないかもしれません、
 
でも、素人には無理。
普段から縫い物をやっているからこそ、自分にはできないと判断して専門店に依頼しました。
 
低価格すぎて申し訳なくて、プラス5000円くらい払いたい気持ちです。
あまりにスキルを安く売りすぎではないでしょうか。
 
もしかしたら、「10分くらいでできる作業だから安くてもいい」という発想かもしれません。
でもその作業が10分でできるようになるために、何年かかっているのでしょうか。
 
私はブログ作成代行の仕事もたまにしているのですが、内容によっては1時間未満で書けます。
ある人に「1時間で○万円ももらえるなんて、いい仕事だね」的なことを言われたときは、「1時間で書けるようになるまでに10年かかったんだよ!」と反射的に言い返しました。
 
自分が簡単にできる仕事に高い価格をつけることには、なんとなく抵抗があるかもしれません。
特に文章は、誰でもAIでも書けるから、そんな気持ちになることがあります。
 
でも、少ない時間と手間でできるようになるために、どのくらいの時間と手間をかけたのか?
かけた時間と手間を過小評価するのは、過去の自分に申し訳ないのでは?
自信をもって自分が納得できる価格にすればいい。
いや、でも、高すぎても依頼しにくいし……。
 
こんな感じで、値付けはいつも迷います。
ただひとつ言えるのは、「文章なんか誰でも書けるんだから安くして」と考えている人はお断りということ。

だったら自分で書いてくれ。

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