33歳のときに勤務先が立て続けに消滅し、「1年で2回会社都合で失職」という記録を打ち立て、いじけて半引きこもりになっていました。
「これから何しよう?」と自問自答したとき、出てきたこたえは「文章を書く仕事がしたい」。
でもサラ金のコールセンターなど、文章とはまったく無縁のキャリアを積んできた私。
転職サイトを徘徊しても、30歳を過ぎた未経験の既婚女性をライターとして雇う奇特な会社は見つかりませんでした。
そこで思ったのは、「実績がなければつくればいい」。
奇しくも、時代はクラウドソーシングの黎明期(2011年)。
未経験でもできるライティングの仕事がわんさかありました。
ただし、原稿料は数百円程度。
でも無職で時間はあったし「経験を買おう」と考え、まずは1000文字300円、文字単価にして0.3円の案件からスタートしました。
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そんな時代に書いた原稿が、フォルダの奥から発掘されました。
「ひでえ」とも思うし、「初心者にしては上出来じゃね」とも思う。
プロでも最初はこの程度だったと、参考にしていただければ幸いです。
いかがでしょうか。
そもそも、テーマがつまらなすぎますね。
こうした数百円の案件で積んだ経験を引っ提げて紹介予定派遣社員として業界に潜り込み、3か月後に正社員になりました。
(しかしプロの世界ではクラウドソーシングの経験はまったく通用せず、撃沈しました)
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現在はフリーランスとして活動し、当時の数十〜数百倍の原稿料をいただいています。
まずは「採算度外視で経験を積む」が、どんな仕事でも大切だと考えています。
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