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中古住宅減少は、インフレ影響か❓❕

お早うございます!月曜日の米国市場は3指数上昇しました。長期金利は、落ち着いており、特にハイテク株に買いが入りました。テスラの上昇がハイナスダック、S&P500の押上要因となりました。ただ29日には、7年債の入札があり、まだ安心できない状況ではあります。

ダウ平均 32,731.20 + 103.23 +0.32%
S&P500種 3,940.59 + 27.49 +0.70%
NASDAQ総合 13,377.54 + 162.31 +1.23%

中古住宅減少は、寒波の影響❓❕インフレ影響❓❕👇

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昨日、全米リアルター協会(NAR)が、発表しました2月の米中古住宅販売戸数は、年率換算で前月比6.6%減の622万戸でした。市場予想は、3.0%減の650万戸でしたので大きく減少しました。

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2月は、テキサス州や人口が多い他の南部地域を襲った寒波などで、経済活動が混乱し、小売売上高や製造業生産、住宅建設が落ち込みました。そのため、この要因が大きいとの見方はあります。

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ただ、それを割り引いても減少は著しいと見ており、根本的な要因としては、住宅ローン金利が上がっていることや、供給に伴う価格上昇で、勢いが弱まる可能性があると指摘されています。

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住宅ローンに関しては、依然として歴史的に低い水準だではありますが、2月から上昇し続けており、初めての住宅購入者にとって家が買いにくい一因となっていると見ています。

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初回購入者の購入は、全体の31%と、前月の33%、前年同月の32%からやや低下しています。

住宅ローン3.09%👉

米連邦住宅貸付抵当公社によりますと、「米国の30年固定住宅ローン金利は3.09%」と、9カ月ぶりの高水準となっています。

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また、販売価格中央値は、前年同月比15.8%増31万3000ドルでした。深刻な供給不足で価格が上がっていることも懸念されています。

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PNCフィナンシャルのエコノミストによりますと「価格とローン金利が上昇する中、特に初回購入者にとり、短期的に住宅購入の敷居が高くなる」と指摘しています。

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JPモルガンのエコノミストは、「2月の販売は厳しい寒波の影響を受けたが、天候要因がなくても、活況を呈していた中古住宅市場は冷え込みつつある」と述べています。

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また昨日は、リッチモンド連銀のバーキン総裁がスピーチをしています。

リッチモンド連銀のバーキン総裁👆

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米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、「経済成長の加速が望ましくないインフレ加速につながったり、金融政策調整の必要性をもたらしたりする兆候は見られない。望まないインフレが根付くためには、物価上昇期待が動き、経営判断や賃金交渉に織り込まれ始める必要がある」と説明しています。

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今後は、大規模な財政刺激策に加え、気候が温かくなり、ワクチン接種が加速する中で3月は経済活動が大幅に回復するとみられてはいます。程よいよいインフレを期待したいです。

今日の日経平均株価は❓❕

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昨日の日経平均は、日銀の政策見直しにともない大きく崩れましたが、直近2日間で1000円以上下落しており、リバウンド狙いの買いは入りやすい状況でしょう。急落を見た直後のため、序盤に上を試した後は、こう着感が強まると予想します。

予想レンジ 29,000円-29,450円

今日は、天気も良く気持ちの良い朝ですね。良い一日を💛


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