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リピーターをつくらない相談業とは?

昨日、行政関係の子育て相談をしている時の記事を書いた。

これを書いていて、いつか書こうと思って
いたことがあったのを思い出した。

それはリピーターの話。

行政関係の子育て相談はもちろん相談料は無料。
なので敷居がないことが特徴。

何度相談してもいいので
リピーターの方もいらっしゃる。

わたしの担当ではなかったが
1日に何度も相談をされる方もいた。
毎日相談をされる方もいた。
毎日1日に数回相談をされる方もいた。

何度でも相談してもOKなので
もちろんそれでもいいのだが

相談電話に依存し過ぎると
自分で判断をすることが難しくなる。

これは相談電話に限った話ではなく
悩みを抱えた時に
自分ではない誰かに依存しすぎると
自分で判断をしようとすることをせず、
誰かに「いいよ」とか「合ってるよ」など
肯定してもらわないと不安で
仕方がなくなってしまうのだ。

しかし、ひとはわがままなもので
こちらから伝えた助言が失敗に終わると
「〇〇さんの言うとおりにしたのに
うまくいかなかった」とクレームのような
お言葉を頂くこともある。

それがわかってからは
わたしは依存させないように
いつも言葉を選んで
伝えるようになった。

自分で決めることの大切さを
伝えたかったからだ。

結局の話、人から答えをもらうより、
自分からいちばん納得する答えが
得られることを知っているから。

ひとからのアドバイスは鵜呑みに
するものではなく
自分にフィットしたものを
選らんだ方がいい。

違和感があるものは
取り入れない。

相談者が答えが出せるまでは
ずっと寄り添いながら
一緒に考えていく。

答えを出すための質問や
考え方はレクチャーする。

その方がいちばん納得できる
答えを一緒に見つけるのだ。

だから、わたしには
頻度に相談に来られる方は
いなかった。

そのうち、相談ではなく
近況報告をしてくださる
電話をもらうようになった。

相談業でリピーターの方がいたら
儲かると思うが
それはプロの相談ではないと
思っている。


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