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世界を旅するキッチン:ヴェネツィア(ヴェネト州)料理

世界を旅するキッチン、今週末はイタリアのヴェネツィア・カーニバルの季節ということで(今年は中止ですが)、久しぶりにイタリアに戻って、ヴェネツィア(ヴェネト州)料理に挑戦してみました。

ヴェネツィアといえば、アドリア海に面した港町としてシーフードが有名ですが、ヴェネト州の北部はドロミテ峡谷などアルプス山脈にも面し、山の豊かな食材にも恵まれて、美味しい地方料理がたくさんあるんですね。歴史的にも海洋貿易の拠点として、世界中からさまざまな食材やスパイスが集まった、商都ならではの豊かな食文化があるそう。

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以前買った「イタリア地方料理の探究」を読んでメニューを研究しながら、今回はイカ墨のパスタ(イカ墨が練り込まれた本格パスタで)、フェガト・アッラ・ヴェネツィアーナ (ヴェネツィア風子牛レバーの炒め煮)、サルディン・サオール(揚げ鰯のマリネ)に魚介のスープ、そして一足早く佐賀県からホワイトアスパラを取り寄せて、たっぷりのパルミジャーノソースと。付け合わせにはよく食べられるポレンタを作ってみました。

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デザートにはもちろん、ヴェネツィア発祥のティラミスで。今年のバレンタイン・チョコは自作です😉。

合わせるワインは、ヴェネツィアと言えばやはりプロセッコに、コルテ・サンタルダ インティのガルガーネガ100%の自然派オレンジワインと、ピエロパンのソアーヴェ・クラシコ カルヴァリーノで。爽やかで潮の香りを感じさせる、芳ばしい風味が魚介料理の旨みを引き立てて最高でした。やっぱりイタリアの地方料理とワインは素晴らしい!

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