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信頼のリプトンティーパック

私はコーヒーがあまり飲めないので、海外ではいろんな国のお茶、紅茶を楽しんできた。

中国では中国茶、ベトナムではハス茶、南米アルゼンチンではマテ茶、ペルーの高地ではコカ茶中東やインドではチャイなどなど・・・

そしてこれはアジアに多かった気がするけど、ちょっとしたレストランやカフェで紅茶をオーダーすると、決まってお湯とリプトンのティーパックが出てくる。

最初はビックリして、セルフサービスってことかぁ。しかもティーパックかぁ。やっぱり日本のようなサービスというわけにはいかないのかなぁと思っていた。

日本だと紅茶は出来上がった状態で出てくるし、ティーパックというのはお手軽で、ちゃんとした紅茶は茶葉から丁寧に入れるものが高級なお茶だと思っている。

だけど、何度かこのようにティーパックで出てくることを経験し、考えてみた。

もしかしたらこれは、きちんとしたサービスとしてこのように出されているのではないか?

というのも、途上国などでは茶葉はこのようにして市場で売られていることが多い。

もちろんこのような市場で売られている茶葉はスーパーマーケットなどで売られているティーパックの紅茶よりも断然安い。

海外では茶葉よりもティーパックの方が高級ということが多々ある。

そしてリプトンは、日本にとっては割と親しみのある気軽に飲める紅茶だけど、でも実はリプトンは世界中で売られている信頼のある紅茶メーカーなのだ。

ではなぜ出来上がった状態で出してこないのか。

これは、紅茶を作った状態で提供して、例えばリプトンのティーパックの袋だけそばに置いておいたとしても、これは本当にリプトンなんだろうか?袋だけ使い回しして置いてあるだけじゃないだろうか?と疑われかねない。

だから紅茶をオーダーした時に、お湯とリプトンのティーパックだけが出てきたとしても、それは決してサービスが悪いのではなく、これは正真正銘高級リプトンのティーパックでございます。というアピールなのではないだろうか?

もしかしたら最高のおもてなしを受けているのではないだろうか?

そう考えるとリプトンのティーパックも優雅な気持ちで飲むことができる。


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