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カルボナーラ系パスタへの思い⑦ -レシピあり-

前回までで、私の中の ポリシーについてのまとめ、お伝えしてきた。(⑦回目にして、ついにタイトル画像を「リガトーニ」にした。)
・・・もう御託はいいから、作りましょうかね・・・

◆ 慶光院 義和 スタイル・カルボナーラのレシピ

★材料(何人分 何g 何cc とかは書きません)

・パンチェッタ(自家製)
・ペコリーノロマーノ(直前に塊をおろす)
・卵黄
・黒胡椒(直前に粗挽き)

・パスタ(王道はショートパスタのリガトーニ、太いロングか大ぶりなショート)
・塩

[前提] パンチェッタを常備しておく。→ 参考 第④回

  1. お湯を沸かし始め、塩を入れる。(1% 水 1L に10g程度)
    ※ 2%程度が良いと言う説もある。とにかくケチってはいけない。

    [2. ~ 5. をやっているうちに、お湯が沸いたらパスタを茹で始める。カルボナーラに使う太め大きめパスタは茹でるのに時間が掛かるので茹でながらでも余裕をもって作業可能である。]

  2. 卵黄ボールに割入れる。(1人前1個分以上。3人前4個分とか。)
    ※ 白身は別な料理に使う。

  3. ペコリーノロマーノ・チーズをボールにすりおろす。(ケチらない。)
    ※ 卵黄の量とのバランスを取って好きなだけ。

  4. 黒胡椒を荒く挽き、飾り分除きボールに入れる。(たっぷりと。)
    ※ 間違っても、風味の飛んだ粉末を使わない。

  5. パンチェッタを食べ易い大きさに切る。(バランス取って好きなだけ)
    ※ ”出汁”になるのでケチらない。

  6. 熱したフライパンでパンチェッタ炒める。(少しオリーブオイル)
    ※ オイルが、パンチェッタの脂を引き出す。カリカリに。

  7. パスタのゆで汁をフライパンに投入、攪拌、乳化する。
    ※ 「水と油脂の乳化」どのパスタにも共通の基本である。

  8. アルデンテ”手前”に茹で上がったパスタをフライパンに投入し混ぜる。
    ※ 弱火で混ぜ煽りながら旨味を吸わせつつ、アルデンテに持っていく。

  9. (卵黄、チーズ、黒胡椒を攪拌した)ボール内にパスタを投入し混ぜる。
    ※ 固化に気を付け、少しゆで汁粘度調整し手早く全体を混ぜ合わせる。

  10. 皿に盛り、追いチーズおろし、飾り黒胡椒で仕上げる。
    ※ 思い浮かべるだけで美味しそう。

卵黄とペコリーノロマーノがボールの中、黒胡椒をミニすり鉢で荒く挽き、パンチェッタは適当なサイズに切る
王道はリガトーニ
日常使いスパゲットーニは、ボカルノがある。
KALDI で売ってる
高級パスタなら、マンチーニのスパゲットーニとかリングイーネとか
カリカリのパンチェッタに茹で汁入れて乳化の図
フライパンでじっくり混ぜ煽って旨味を吸ったパスタをボールへ投入した直後
混ぜ合わせた後
完成①:スパゲットーニの場合
完成②:リガトーニの場合。こっちが本格ローマスタイル

これで、「カルボナーラ系パスタへの思い」としては一区切りか。
次回、パスタ共通のコラムとして、このレシピの各工程の補足を連ねようかと思う。


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