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音大練習室〜創作環境について

近所から ふわっと聴こえてくるピアノの音
それは 完成形ではなく 苦手部分を練習している感じ

嗚呼...一体 楽曲は何だろう?
答えが出そうで 出てこないモヤモヤ感
どこかで聴いたことのある曲...
それが思い出せない

やっと 答えがわかった
ショパンの練習曲作品10-3「別れの曲」
あまりにもメジャーな 冒頭部の甘い旋律ではなくて
中間部の約30秒間 激情的な和音の嵐... 
駆け抜けて行く 通り雨の如し
(1:59〜2:39)

嗚呼...
この中間部は かなり厳しい
私も読譜しているうちに 挫折した難所
かなりテンポを遅くして 各和音を丁寧に移動させて行く作業...

誰が弾いているかは 興味ない
技術的に難関な部分を 克服しようとしている音そのものに興味がある

ふと 音大練習室の頃を思い出す。
同練習室は防音完備だったけれど
多少の音漏れは あった。
声楽とピアノのアンサンブル練習...
ピアノの苦手部分を テンポ緩めて練習...
スタッカート、付点音符、スラー...
音のパーツを分解し 弾けない→弾けるように改善

誰が弾いているかは 興味ない
技術的に難関な部分を 克服しようとしている音そのものに興味がある

そう...
いま思えば 音大練習室は
音楽家にとって 素晴らしい環境だった
どれだけ 体重かけて 大きい音を奏でてもOKだから...
近所迷惑を恐れ オドオド中途半端に鍵盤を押さえることも無い

いままで  住居を転々とした経験により
創作環境について 見えてくるものがある

1 標高600mの山奥 一軒家暮らし(過疎地)
自然環境:⭕️最高
インフラ:❌
個人の自由:❌(自然災害が多いことも相まって 相互監視 団結を強いられる)
騒音問題:⭕️ほぼ皆無(一軒一軒の距離が離れている)
インスピレーション:⭕️湧きやすい
暮らしやすさ:❌買物の店少なすぎる、過干渉(人間関係の距離が近すぎる)
モチベーション:❌人間関係に疲弊
総評:❌自然は申し分ない〜住めば住むほど人間関係が窮屈になって行く

2 標高200mの里山 一軒家暮らし(過疎地)
自然環境:▲中途半端
インフラ:❌
個人の自由:❌(自然災害が多いことも相まって 相互監視 団結を強いられる)
騒音問題:❌(密集住宅地)
インスピレーション:❌(破れた障子から覗かれる)
暮らしやすさ:❌買物の店少なすぎる、過干渉(人間関係の距離が近すぎる)
モチベーション:❌人間関係に疲弊
総評:❌中途半端な自然に、過干渉な人間関係が窮屈さに拍車をかける

3 街中の集合住宅暮らし(都心)
自然環境:⭕️(山や海が近い、空が広い、朝焼け・夕陽・月を楽しめる)
インフラ:⭕️
個人の自由:⭕️
騒音問題:⭕️(自費で防音設備を整えれば問題ない)
インスピレーション:⭕️
暮らしやすさ:⭕️買物の店やインフラ整備されており、相互監視体制も無い
モチベーション:⭕️
総評:⭕️街が整備されており個人主義なので細く長く暮らせる所が良い

やっと見つけた 創作環境...
ここに辿り着くまで だいぶ時間がかかった

創作室の課題
★作業動線を考えた楽器配置に改善
★保存素材(映像・音源)を整理
★ストレージ追加導入(G-Technology 3TB G-Drive Desktop Hard Drive - Thunderbolt & USB 3.0)
★DAWデスク周り整理
★音楽ソフト Logic Pro →Logic Pro X アップグレード
★動画ソフト 追加導入(Motion5、Compressor 4)

夜の工場を見ると ワクワクする
地図で下調べして 探検に行ってみよう
ワクワクする映像から ワクワクする音が生まれると思うんだ

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作曲家。映像音楽を手がける傍ら人生実験中。 「広告収入に依存せず 都心に拘らず何処まで本質的モノ作りできるか」https://goo.gl/2h1ys 『ホリケイコ―聴こえ正される、自然の音息』文=松浦達 http://goo.gl/lf2gtT (プロフ写真:遠藤健吾氏)
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