中村 景子 サイエンスコミュニケーター 株式会社スペースタイム クリエイティブ・ディレクター

2006年からサイエンスコミュニケーションを仕事にしています。「知の巡りを良くする」を…

中村 景子 サイエンスコミュニケーター 株式会社スペースタイム クリエイティブ・ディレクター

2006年からサイエンスコミュニケーションを仕事にしています。「知の巡りを良くする」をコンセプトにサイエンスコミュニケーションを事業化した会社をつくりました。(北大CoSTEP1期修了生) https://www.stxst.com/

最近の記事

青春こひつじはサイエンスイラストレーター先輩の夢を見ない

(ラノベか?!) サイエンスイラストレーター志望の学生さんのご相談を受けることがあります。共通点は生き物の絵を描くのが好きなところでしょうか。 「どんな資格が必要ですか?」「どんな勉強をしたらいいですか?」と聞かれて答えるのはこんなことです。 「サイエンス」の後ろに「イラストレーター」が付くということは、サイエンスもイラストもどっちもがんばらないとできないお仕事であることは想像つくと思いますが、もうひとつとても大事な能力を身に付けてください。 それは「ことばの能力」です

    • きょうの仕事 「ファシリテーション」

      イベントの「ファシリテーター」って「司会・進行」と何がちがうの? って考えたことありませんか? 私の認識は「司会・進行は、時間を上手く区切ってつなげていくことが求められ、ファシリテーターは、話を上手く重ねて思考の参加を誘うことが求められる役割」です。 今回はパネルディスカッションの場合を紹介します。(なぜなら5日前にやったばかりで記憶が鮮明なうちにと思いw) パネラーのスタンスを特徴づけるパネルディスカッションの前に登壇しているパネラーならあらためて自己紹介は不要ですが、

      • きょうの仕事 「簡単!研究室紹介動画作り方」

        NHKの料理番組「きょうの料理」が、「テレビ料理番組の最長放送」としてギネス世界記録に認定されたそうです。1957年から65年間ってすごい! さて、魂胆みえみえかと思いますが、、、最長番組さんにあやかろうと思いまして「きょうの仕事」というタイトルで、簡単、早い、美味しい“仕事”の紹介です。 では、今日は「豚肉とごぼうの・・」(おい!) 今日は「簡単!研究室紹介動画のつくり方」です。 材料 ご用意いただくのは、 カメラ付きのスマフォ 1台 片付けた研究室 目分量

        • 20文字以内に研ぎ澄ます

          そろそろ棚卸しの1件目を。 なにせ年間約350件ほどの仕事を完遂しつつ、お客様満足度とスタッフの幸福度をあげるようっていうのですから、どれほどのテクニックとコミュニケーションの試行錯誤が現場でなされているか。それらを点検するんですから、構えちゃうっていうか勇気が要りますよ。 それに仕事を振り返るとついついできていないことに気が行ってしまい、「オレには絵が描けないんだ〜!」と叫びながら描いた絵をぐしゃぐしゃにしちゃう画家のように(ドラマか?!)自分の無能さを呪うモードに入った

          サイエンスコミュニケーションに経営学の視点を

          このnoteを書き始めるきっかけは、最初の記事に書いたようにライターの佐藤優子さんとの雑談でした。私が「サイエンスコミュニケーターも人材不足で社会のニーズに対応できていない」と、茫洋とした無念さを吐露したら、優子さんが「最近関わった仕事なんだけど、ちょうどこの記事が中村さんの悩みにピッタリかも」と紹介してくれたのが、立命館大学で観光学のMBAが来年度から開講するにあたってのインタビュー記事でした。 この記事の「観光」という言葉を「サイエンスコミュニケーション」に置き換えて読

          ◯◯を仕事にする人が知りたいこと

          「サイエンスコミュニケーションをすでに仕事にした」私の棚卸しは、ごじゃごじゃな情報や経験をカテゴリー分けし、新しい棚に整理して入れていくこととしました。そこでまずカテゴリーを考えるために、これから仕事にしたい人はどんなことを知りたいのかリサーチしてみました。同時に、自分はなにが参考になったのかを思い出しながら。 リサーチ(1)「◯◯を仕事にする」系の書籍私もけっこう買っていました。「◯◯を仕事にする」とか「はじめての◯◯」的な書籍を。それもハズカシイくらい雑多に。それらを一

          noteのテーマは、「サイエンスコミュニケーションを仕事にする」です

          はじめまして 中村景子と申します。 2006年からサイエンスコミュニケーターという役割を生業にし、2010年から株式会社スペースタイムでクリエイティブディレクターをしています。 住まいは北海道札幌市、夫、長男くん、次男くんの4人家族。夫は定年退職し、趣味と家事に生きる人になりました。息子たちは成人したので、神奈川に住んでいる大学生の次男くんの仕送り以外は手がかからず、子育てはほぼ卒業。 noteを書き始めたきっかけとテーマ ほったらかしのnoteのアカウント。なにかテーマ