疲れた時は…
『何もかも置いて行ければそれで良い できぬ自分もそれで良しとす』
蒸し暑い日が続いている
髪の毛がくるくるになる毎日
それでも 今朝のお散歩で見た空は、夏が近づいている感じがした。
5月の伯父の入院から2ヶ月経ち
伯父は悪いラインを穏やかに保っている。
伯父の意識がしっかりとあるうちに
やらなければならないたくさんのことを一人でやっていると
気が滅入る…
子供がいない伯父伯母は、
「なぜこんなに物を買ったの!
後のことを全く考えてない!」
片付けながら腹が立つけど、
「穏やかに〜♪ 心穏やかに〜♪」
と唱えながら笑顔で片付ける。
老いていくと体力もなくなる。
だから背負う荷物も少ないほうがいいと
改めて感じる。
断捨離という言葉が流行ったけど
私はあまり好きではなかった。
生きている時は思いっきり楽しみたいし
美術・工芸品も大好きだし
必要なものだけってさみしいと思う。
だけど、残された物と片付ける者の心は
もっとさみしい…
「あぁー! 全てが消えてなくなれー!」
大きな声を出しても、消えない…
そんな疲れた心と体で 友人のカフェに寄った。
「新作食べてみて」
と出された甘味は【パンダあんみつ】
今まで【パンダあんみつ】は黒豆を使用していて
豆は足が早いので冬限定だった。
この時期、ブルーベリーが豊作で使ってみたとのこと。
耳と手が、🫐ブルーベリー。
甘酸っぱいブルーベリーが、夏のあんこと合う!
「美味しいー! 疲れが飛ぶー!」
疲れた時は、甘いものを食べて気分転換
そしてまた
置いていくこと
老いていくこと
再び考えながら 片付けが始まる。